イベール フルート協奏曲・第二楽章

イベールのフルート協奏曲・第二楽章

最近、この曲がお気に入りです


なんだかこの曲に、とっても精神性を感じるのです


私は、普段わりとおっとりしている（ぼーっとしている？）らしく、あまり細かい性格ではありません

ですが、音楽には簡単に影響を受けてしまうところがあって、すぐにその気になってしまいます

（↑劇的な曲に夢中の時は情熱的になりますし、曲によって、悲しい気分になったり、やたら優しくなったり・・と一人勝手に大忙しです）


そんなナリキリ型の私が、この曲にどんな感覚になっているかというと・・・

（※あくまで私個人のイメージ・感想です）


軽いトランス状態になれちゃいます

頭の中にWindows　Media　Playerでいうところの視覚エフェクトみたいな画像がいっぱい溢れてくる感じで、きっと、さぞやα派だのなんだのが活性化されているのだろうと思われます

なので、聴き終った時、非常に頭の中がすがすがしく、心まで浄化されたような気分になってます
（上手なお経（複数人で唱えるものは特に！）とか、カルミナ・ブラーナなんかも
こういう気持ちになります）

私がこの曲にストーリーを考えるとするなら・・・・・

とても純粋で美しい心を持った人がいて、世の中には汚いことや誘惑がいっぱいあるけれど、どんな世界にいようとも、その人は自分の心を失うことはなく、自分を輝かせ続ける・・・・・・・

といった感じでしょうか

なんとも崇高で、高貴な感じがするのです


ちょっと影があったり、汚いものがあるから、美しさが際立つというやつで、この曲の和声の響きって素晴らしいな～と思います

メロディーが、より神々しく、美しく聴こえてくるんですよね～～


この「毒」のある具合が、たまらなく素敵


まだしばらくは、この神秘的な感覚を楽しむことになりそうです