いじめ

また、いじめが原因で自殺したニュースがありましたね。


悲しいニュースを耳にするたび、私は、ある本を思い出します。


今日は、学校でのいじめに対する取り組みについて、現役の先生が書いた本を紹介したいと思います。


「いじめは７時間で解決できる！」です。著者は現役の長野県教師の方です。

現役の先生だからこそ、学校生活の現場がリアルに表現され、先生方の熱心さが伝わってきます。



学校生活が主である子供達にとって、学校でのいじめは心に深い傷をつけ、彼らを苦しめています。



この本は、どうやっていじめに対して取り組み、日頃から生徒達を注意深く観察し、また、実際にいじめがあった時の対処方法が書かれています。



そして、先生方の「いじめは絶対に許せない」という姿勢と「本人が『いじめられた』と感じたら、それはいじめだ」という断固たる考えに感銘を受けます。


発達障がいなどの子供達は、からかわれたり、いじめられたりすることが多いようですが、そういった場合でも、
「いじめられる子供達にも理由がある」という考え方は全くありません。



どこまでなら流せて、どこからイヤだと感じるかは一人一人違いますが、そういったことまで細かく、本人がどう思っているかを先生方は注意深く見守って下さっています。



私は、「どんな理由があれ、いじめは悪いことだ」という姿勢に深く感動しました。




どの学校にも、このような取り組みがあれば、悲しいニュースもなくなる日が近いのではないかと思います。



皆さんもぜひ、読んでみて下さい