オロチが元祖になった理由（妄想ウォッチ）アニメのさすらいのオロチ最終幕

オロチ様、やっぱり強いから、映画にも出なかったんでしょう（笑）アニメのさすらいのオロチ最高！画像つき。
今度は、是非、大将側近で出てきて欲しいです♪


オロチが元祖になった話（笑）土蜘蛛に助けられたという設定。
書きかけ小説＾－＾；纏まらなかったので、こっちにアップします＾＾；
pixivでも書いてるので、良かったら♪（別バージョン）



赤い悪の化身は、レッドJさんです。


まだ人間姿の子供オロチ様と土蜘蛛様から始まる話。






レッドJを先日みつけて倒したオロチ。



まだその姿は若干幼いが、忠誠心と強さで
元祖の片腕とまで呼ばれるようになったオロチ。


（土蜘蛛様…）



屋敷を背に、世話になった思いと複雑な感情を残し
踵を返した。





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今から数十年前。



山奥の小さな邨。

既に赤い悪の化身が、里を破壊しつくしていた。


土蜘蛛が訪れた時には、既に通り過ぎてしまった後だった。



全てを失い、打ちひしがれた小さな身体。


倒れて、震える身体をそっと抱いてやった。



（こんな幼子も・・・なんて酷い事を・・・）



まだ幸い息をしているので、屋敷に連れて帰った。





土蜘蛛が妖気を送りこむ。


強い悲しみと激しい怨念を感じた。



怒りで、その姿を変えて、「オロチ」という妖怪姿になってしまっていた。




「私は…何もかもを失くしてしまった…」




己の非力さに、涙を流す。

変わり果てた姿に、さらに泣いていた。




「何があったかは分からぬが、妖怪の仕業であろう」


「妖怪だと！！？」


「そなたも怨念で妖の姿になっておる」





「貴方は何故、私を助けたのですか」


「吾輩も、昔、同じような境遇であったのだ・・・」



「土蜘蛛様・・・」




優しく慈しむ土蜘蛛。






泣きはらした目のオロチ。


後に、やまたのおろちとなった。