Takashiの部屋
    
徒然なるまゝに日暮し




                

方丈記 鴨長明(1155-1216) 
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人と栖と、またかくのごとし。

草枕  夏目漱石(1867-1916)
山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。

時代を超えての名文。
現代にこれに勝るものがあろうか?
科学・技術が発達しても、個々の力量アップはそう簡単なものではない証拠カモ。


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