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音響屋目線ブログ。

お気に入りの機材

2007年04月16日 | 機材
お気に入りの機材をちょっと紹介します。

EVのチャンディバ、AC One です!

いたってシンプルなチャンディバです。
ステレオ2way
スーパーウーハーの上にワンボックス・・・なんて現場にとっても便利です。

でさらに便利なのが、ローカット。
グラフィックイコライザーなんかにもローカットは付いてますが、AC Oneに付いてるローカットのちょうど良い、程よい感じの効き具合が、僕は大好きです。
で、ディバイディングポイントですが、ロックなんかの現場は120~140hzくらいで切ります。もちろん、メーカー推奨も参考にしますが、この辺で切ったほうが、ロックぽくちょっと固めのゴリゴリした低音が出し易いようなイメージがあります。
グラフィックの状態にも寄りますので、一概には言えませんが・・・
そして、お決まりですが、ミキサーのチャンネルEQ、もしくは、パライコをインサートして、ドラムのベードラの60~80HZあたりを、思いっきりブーストして、倍音の120~160hzあたりをカットする。そしてこのカットした周波数帯域にベースをまとめますね・・・これでもの足りない時は、2.5~6.3khzくらいを更にブーストしてアタック感を!
これで大体のロックフェスは決まりです!!
演歌の場合のディバイディングポイントは、100HZあたりです。
今度は逆にベードラはチャンネルのローカットを使って、超低音はすっきりさせて、各セクションの自然な低音のみをPAします。

こんな使い方に、AC Oneはとても重宝します。
もちろん、音も良い感じ!ですよ。

ハイアウトは、そのままスルーな感じの音ですが、
低音はガラっと変わります。
音圧もでるし、低音がグッと広がる感じ。

機材のデジタル化が進み、クロスオーバー/チャンネルディバイダーもその流れの中にあります。
確かにデジタルはリアルタイムなRTA測定やシーンのメモリー機能なんかは便利ですが、やっぱりアナログもまだまだ侮れません。

とくにこいつ「AC One」は名機です。
僕のお気に入りの機材です。
では。





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1 コメント

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Unknown (woop woop)
2009-03-25 10:21:23
はじめまして。
いきなりですが、質問お願いします。
EVのXi‐1152aと、ウーハーは、EVのQRx‐218sで鳴らしたいのですが、ac‐oneでは、どうでしょうか?
又、オススメのチャンデバはないでしょうか?
よろしくお願いします。
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