家電量販、追い風なき時代 ビックのコジマ買収
家電量販店は主力のテレビの販売不振から収益力をなくしており、大手の2011年度決算は減収減益が相次ぐ。家電店不況の先行指標ともいえる動きが,今年1月のジャパネットたかたの決算に見られた。
■テレビ落ち込み激しく
報道によるとビックカメラは5月11日、コジマを買収すると正式発表した。家電量販店は主力のテレビの販売不振から収益力をなくしており、大手の2011年度決算は減収減益が相次ぐ。ヤマダはテレビの売り上げが47%減り、純利益は18%減の582億円。ビックの12年8月期も2ケタ減益が見込まれる。各社はスマートフォン(高機能携帯電話)や太陽光発電装置を強化しているが、総売上高の2割前後を占めていたテレビの穴を埋めるには遠い。
ビックは6月、コジマの第三者割当増資を引き受け、株式の50.06%を141億円で取得。合計売上高は1兆円弱でヤマダに次ぐ2位となる。コジマは3年で最大50店を閉鎖・再配置するが、他社も店舗戦略の見直しが相次ぐ。ヤマダは13年3月期の出店を当初の200~230店から100店程度に半減した。小型店を大量に開き、減収を補う予定だったが、市場が縮小するという状況下で、計画を立て直した。ケーズホールディングスも40~50店としていた同期の出店計画を34店に縮小する。
それほど環境は厳しい。12年3月期の連結業績は11日までに決算を発表した4社中、3社の純利益が2ケタ減益だ。コジマの前期純利益は前の期比75%減の5億円と大幅減。テレビなど「映像商品」売上高が41%減の941億円に落ち込んだ。
ヤマダはテレビの売り上げが47%減り、純利益は18%減の582億円。ビックの12年8月期も2ケタ減益が見込まれる。各社はスマートフォン(高機能携帯電話)や太陽光発電装置を強化しているが、総売上高の2割前後を占めていたテレビの穴を埋めるには遠い。
消費が大きく伸びぬなか、デジタル製品の急速な単価下落や売り場面積の拡大が続き、市場はもとより飽和が指摘されていた。覆い隠してきたエコポイントなどの追い風がやんだ今、生き残り競争が最終段階に入る。通販大手のジャパネットたかたの生き残り戦略は,ひと味違う。
>>>ジャパネットたかたの12月期決算-04年以来、7年ぶりの減収減益
通販のジャパネットたかた(佐世保市)の、 2011年12月期決算では,主力の薄型テレビ販売の落ち込みが響き、売上高は前年比13%減の1530億円、経常利益が同49%減の70億円となり,顧客情報の流出問題が発生した04年以来、7年ぶりの減収減益となった。
7月の地上デジタル放送完全移行後、 売り上げの5割以上を占める薄型テレビ販売の減速が響いた。 家電業界では、前年比5割減と想定していた薄型テレビの販売額が実際には9割減にまで落ち込み、同社も同程度に減少したという。 高田社長は「本格的な回復は 1~2年後」とみている。
高田社長は今期を「ビジネスモデル転換の年」と位置付け、 インターネットを重視したメディア戦略の構築や、 女性をターゲットにした宝飾、化粧品、アパレル商品、白物家電など 主力商品の開拓に着手。仕入れの海外拠点化や、「アジア」をターゲットにした販売戦略の研究など新たな展開も視野に入れている とした。13年春の大卒新規採用は100人を計画している。
▼「ジャパネットたかた」に関するブログ:
・(続)ジャパネットたかた テレビ台破損事故への対応2011-03-04 15:24:10
・ジャパネットたかた テレビ台破損事故への対応から思うこと2011-03-03 16:15:16
・「身の丈」を強みとする経営28 どうするジャパネットたかた-テレビ台破損多発 2011-02-17 10:29:57
・ 「身の丈」を強みとする経営 -21 ジャパネットたかた 3 クレド:2011-01-21 07:15:21
・「身の丈」を強みとする経営 ―20 ジャパネットたかた・2 海外進出:2011-01-21 07:15:21
・「身の丈」を強みとする経営 ―19 -ジャパネットたかた :2011-01-20 14:35:19
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