GMS,SM,コンビニが業績低迷の状況下でドラッグストア業界が業績を伸ばしてきた要因の一つにインバウンド需要への対応がある。マツモトキヨシ,ツルハ,ココカラファイン,ダイコクなど,各社こぞってインバウンド対応型の店舗を都心部に出店し,利益率の高い化粧品や医薬品で売上を伸ばしてきた。
コスモス薬品もおくらばせながら進出を決断し,福岡・天神に一号店を出店。店舗数の拡大を図るべく,大阪・心斎橋では数店舗を契約済み。さらに今期中(来年五月まで)には 首都圏の一等地に一,二店舗は出したいとする。 また,都市型店では,立地次第で「調剤をやる可能性がある」という。インバウンドも調剤も,これまでコスモスがあえて踏み入れてこなかった事業領域である。
コスモス薬品は過疎地の人口1万人の小商圏で,2000平方メートルもの駐車場を備えた広いワンフロアの店をつくり,地域におけるデイリーな買い物ニーズを独占するビジネスモデルを,日本で初めて開発したとされる。この主力となるの郊外型店舗は今期,クスリのアオキの地盤である,富山,石川に進出する。
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