「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

コスモス薬品 インバウンド,調剤に進出

2018-08-05 01:27:42 | 九州の流通業界(商業・サービス)

  GMS,SM,コンビニが業績低迷の状況下でドラッグストア業界が業績を伸ばしてきた要因の一つにインバウンド需要への対応がある。マツモトキヨシ,ツルハ,ココカラファイン,ダイコクなど,各社こぞってインバウンド対応型の店舗を都心部に出店し,利益率の高い化粧品や医薬品で売上を伸ばしてきた。

 コスモス薬品もおくらばせながら進出を決断し,福岡・天神に一号店を出店。店舗数の拡大を図るべく,大阪・心斎橋では数店舗を契約済み。さらに今期中(来年五月まで)には 首都圏の一等地に一,二店舗は出したいとする。 また,都市型店では,立地次第で「調剤をやる可能性がある」という。インバウンドも調剤も,これまでコスモスがあえて踏み入れてこなかった事業領域である。

 

 コスモス薬品は過疎地の人口1万人の小商圏で,2000平方メートルもの駐車場を備えた広いワンフロアの店をつくり,地域におけるデイリーな買い物ニーズを独占するビジネスモデルを,日本で初めて開発したとされる。この主力となるの郊外型店舗は今期,クスリのアオキの地盤である,富山,石川に進出する。

 



  書籍版 Kindle 版    Kindle 版
     
  ビジュアル 流通の基本
(日経文庫)
ビジュアル 流通の基本
<第5版>
   仕事力がアップする!
マニュアルのつくり方・生
かし方 (PHPビジネス選書)
  ¥1080 ¥864     \1200

月刊激流 2018年 09 月号〔食品卸 再び取引条件悪化の気配/卸各社トップインタビュー

 

■掟破りの帳合政策も飛び出し,利益創出待ったなし

●三菱食品
・総合食品商社に向けた経営強化の取り組みを推進

●日本アクセス
・経営基盤を固めSPA,次世代ビジネスに踏み込む

●国分グループ本社
・エリアごとのつながりを深め,全国を網羅する体制づくりを進める

●加藤産業
・自販力を核に据え,提案型営業に磨きをかける

●三井食品
・業務プロセス改善で現場力を高め,有力顧客との取引を深耕

●トモシアホールディングス
・地域産品発掘と新事業開拓で利益率を高める

●伊藤忠食品
・ビジョンの追求を堅持し変化対応に向けて基盤を強化

●ヤマエ久野
・M&Aで攻め上がる東進と事業領域拡大が加速

●神明
・多様な事業活動で活路を開き,バリューチェーンを構築

●トーホー
・コア事業の基盤整備とM&Aで業績低迷の巻き返しを図る

●大手7社の取扱分野別売上構成比
●食品卸各社の商社,小売業との関係図

■流通トピックス
・楽天との提携で見えてきた西友全面撤退の有無
・コスモス薬品が副業ビジネスに踏み込む理由
・「怒涛のセール」のウラに垣間見えるアマゾンの「弱点」
・しまむら「北島体制」出足のつまずきに不安

 

 国際商業出版  ¥870









コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リンガーハット、8月10日から... | トップ | 長崎県出身のサンドラッグ社... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

九州の流通業界(商業・サービス)」カテゴリの最新記事