「身の丈」経営,「身の程」人生

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長崎県出身のサンドラッグ社長赤尾主哉氏,死去

2018-08-07 12:00:02 | 九州の流通業界(商業・サービス)

                                                  (第2稿)

サンドラッグは,マツモトキヨシHDとの激しいドラッグストア業界売上3位争いを繰り広げるなか,長崎県出身の社長赤尾主哉さん(あかお・きみや)が5日,肺がんで死去,52歳。6日付で才津達郎(さいつ たくろう)会長が社長を兼務。

                 ●赤尾主哉氏略歴:長崎県出身,1984年(昭59)長崎県立五島高卒,同年サンドラッグ入社。2002年取締役。2013年社長就任。

  才津達郎会長  画像の出所:サンドラッグホームページより  http://www.sundrug.co.jp/

 ●才津達郎氏略歴:長崎県出身,長崎県立五島高卒,1973年サンドラッグ入社。社長を経て2013年から会長。2018年8月6日社長就任。

 

>>> 赤尾主哉氏のことば!! 多様な価値観が混ざり合う柔軟で強い組織を目指す                                                          出典:「激流」2017年1月号 p71
 組織を柔軟で強いものにするためには、人材戦略が重要になってきます。弊社は活躍し続ける人材づくり、多様性のある組織づくりの二本柱を掲げていますが、特にこれからは多様性のある組織が大事になってくる。女性の活躍を推進するには、結婚・出産・介護などのライフステージの中でも働きやすい制度設計、風土が大切です。女性店長はまだ全体の二割くらい、店長の上司にあたるブロックマネージャーにも女性が一人いますがまだ少ない。店長の半分は女性にしたい。
 今年は社員に五連休の取得を義務化しました。ド ラッグストア業界ではまだまだ少ないでしょうが、みんなが休むと女性で子育てしている人も休みやすくなる。それで女性が活躍しやすくなれば、人生も豊かなものになります。一方で、休みを取るには仕事の仕方を変えないといけない。属人的な仕事はもちろん、休みの調整も店だけでできなければエリアでの調整も生まれてきます。
 多様化という点でいきますと、今年の新入社員には台湾、韓国、モンゴル、中国といった海外人材もいます。みなアグレッシブで、面接はエキサイティングですよ。インバウンドの取り組みに限らず、彼らにも普通にマネジメントをやってもらいたい。
 女性も男性も海外人材も混ざることで価値観は多様化していきますが、目指すところは一緒。そういう組織にしていきます。
                                     

  ⇒⇒ 関連記事・ブログ:サンドラッグ・貞方宏司取締役が社長に昇任 2019/04/26

会社概要

会社名 株式会社サンドラッグ
本社
東京都府中市若松町1丁目38番地の1
代表者 代表取締役会長 才津 達郎
代表取締役社長 才津 達郎
設立
1965年4月
資本金 39億3,120万円
発行株数 134,331,184株
事業所 直営店舗 659 / フランチャイズ店舗 60 / 物流センター 全国29か所
(2018年3月末)
従業員数 6,772名 (2018年3月末) (パート、アルバイト含む)
事業内容
  1. ドラッグストアチェーン経営
  2. 調剤薬局経営
  3. フランチャイズ・ボランタリーチェーン店への商品供給と経営指導 ほか

サンドラッグが5000億円規模の売上高でマツモトキヨシHDとの激しい3位争いを繰り広げるなか,ツルハHD,ウエルシアHDの上位2社は7000億円前後となり,一歩抜け出した形勢にある。なお,サンドラも2020年売上高8000億円を目標に掲げている。



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■掟破りの帳合政策も飛び出し,利益創出待ったなし

●三菱食品
・総合食品商社に向けた経営強化の取り組みを推進

●日本アクセス
・経営基盤を固めSPA,次世代ビジネスに踏み込む

●国分グループ本社
・エリアごとのつながりを深め,全国を網羅する体制づくりを進める

●加藤産業
・自販力を核に据え,提案型営業に磨きをかける

●三井食品
・業務プロセス改善で現場力を高め,有力顧客との取引を深耕

●トモシアホールディングス
・地域産品発掘と新事業開拓で利益率を高める

●伊藤忠食品
・ビジョンの追求を堅持し変化対応に向けて基盤を強化

●ヤマエ久野
・M&Aで攻め上がる東進と事業領域拡大が加速

●神明
・多様な事業活動で活路を開き,バリューチェーンを構築

●トーホー
・コア事業の基盤整備とM&Aで業績低迷の巻き返しを図る

●大手7社の取扱分野別売上構成比
●食品卸各社の商社,小売業との関係図

■流通トピックス
・楽天との提携で見えてきた西友全面撤退の有無
・コスモス薬品が副業ビジネスに踏み込む理由
・「怒涛のセール」のウラに垣間見えるアマゾンの「弱点」
・しまむら「北島体制」出足のつまずきに不安

 

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