(第2稿)
サンドラッグは,マツモトキヨシHDとの激しいドラッグストア業界売上3位争いを繰り広げるなか,長崎県出身の社長赤尾主哉さん(あかお・きみや)が5日,肺がんで死去,52歳。6日付で才津達郎(さいつ たくろう)会長が社長を兼務。
●赤尾主哉氏略歴:長崎県出身,1984年(昭59)長崎県立五島高卒,同年サンドラッグ入社。2002年取締役。2013年社長就任。
才津達郎会長 画像の出所:サンドラッグホームページより http://www.sundrug.co.jp/
●才津達郎氏略歴:長崎県出身,長崎県立五島高卒,1973年サンドラッグ入社。社長を経て2013年から会長。2018年8月6日社長就任。
>>> 赤尾主哉氏のことば!! 多様な価値観が混ざり合う柔軟で強い組織を目指す 出典:「激流」2017年1月号 p71
組織を柔軟で強いものにするためには、人材戦略が重要になってきます。弊社は活躍し続ける人材づくり、多様性のある組織づくりの二本柱を掲げていますが、特にこれからは多様性のある組織が大事になってくる。女性の活躍を推進するには、結婚・出産・介護などのライフステージの中でも働きやすい制度設計、風土が大切です。女性店長はまだ全体の二割くらい、店長の上司にあたるブロックマネージャーにも女性が一人いますがまだ少ない。店長の半分は女性にしたい。
今年は社員に五連休の取得を義務化しました。ド ラッグストア業界ではまだまだ少ないでしょうが、みんなが休むと女性で子育てしている人も休みやすくなる。それで女性が活躍しやすくなれば、人生も豊かなものになります。一方で、休みを取るには仕事の仕方を変えないといけない。属人的な仕事はもちろん、休みの調整も店だけでできなければエリアでの調整も生まれてきます。
多様化という点でいきますと、今年の新入社員には台湾、韓国、モンゴル、中国といった海外人材もいます。みなアグレッシブで、面接はエキサイティングですよ。インバウンドの取り組みに限らず、彼らにも普通にマネジメントをやってもらいたい。
女性も男性も海外人材も混ざることで価値観は多様化していきますが、目指すところは一緒。そういう組織にしていきます。
⇒⇒ 関連記事・ブログ:サンドラッグ・貞方宏司取締役が社長に昇任 2019/04/26
◆会社概要
会社名 | 株式会社サンドラッグ |
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本社 |
東京都府中市若松町1丁目38番地の1
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代表者 | 代表取締役会長 才津 達郎 代表取締役社長 才津 達郎 |
設立 |
1965年4月
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資本金 | 39億3,120万円 |
発行株数 | 134,331,184株 |
事業所 | 直営店舗 659 / フランチャイズ店舗 60 / 物流センター 全国29か所 (2018年3月末) |
従業員数 | 6,772名 (2018年3月末) (パート、アルバイト含む) |
事業内容 |
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サンドラッグが5000億円規模の売上高でマツモトキヨシHDとの激しい3位争いを繰り広げるなか,ツルハHD,ウエルシアHDの上位2社は7000億円前後となり,一歩抜け出した形勢にある。なお,サンドラも2020年売上高8000億円を目標に掲げている。
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