「身の丈」経営,「身の程」人生

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佐世保市の老舗ホテル「万松楼)」が営業停止

2014-08-05 11:17:02 | 九州経済(地域経済)

                        2014/0805/11:06 第2稿 
「万松楼」が営業停止 伊藤博文が命名、佐世保の老舗ホテル

 ※伊藤博文が絶賛の眺望  万松楼 HPより転載


    ※  http://www.banshoro.com/index.html  万松楼 HP

 報道によると,長崎県佐世保市の老舗ホテル「万松楼(ばんしょうろう)」が営業を停止した。 同ホテルは,1893(明治26)年、現在の場所にかっぽう旅館として創業。初代首相の伊藤博文が休息した際に命名し、連合艦隊司令長官を務めた山本五十六など多くの旧海軍関係者や政治家、文化人が訪れたことでも知られる。 

  現在の「ホテル万松楼」は、和室59室、洋室5室、和洋室3室、スィートルーム1室、露天風呂、家族風呂、宴会場、レストランなどを完備している。

 ※万松楼 客室

 東京商工リサーチ(http://www.tsr-net.co.jp/news/flash/1197971_1588.html)によると、2003年5月期には約8億6千万円の売り上げがあったが、修学旅行客の減少などで業績が悪化し、2006年に約31億円の負債を抱えて民事再生法の適用を申請。ファンド会社がスポンサーとなり、経営再建を進めていた。

 2011年から現経営陣が経営してきたが、昨年末に競争激化などで経営が悪化。今年1月からはポンプ故障を理由に温泉施設の営業を停止していた。

 現在,公共料金の未払いで電気、ガス、水道の供給が止まっており、経営者は「客を受け入れられない状態にある。伝統ある万松楼の看板を残すため、自力再建が困難な場合は売却も考える」としている。

 

⇒⇒ 東京商工リサーチ 倒産情報  万松楼 http://www.tsr-net.co.jp/news/flash/1197971_1588.html

公開日:2006.01.31)

  (株)万松楼(佐世保市谷郷町5−32、設立昭和7年5月、資本金1000万円)は1月30日、大阪地裁に民事再生手続開始 を申し立て同日保全命令を受けた。
  レストランや別館の改装、温泉施設の開業など積極的に設備投資を実施したことから借入が膨らんでいたうえ、修学旅行生の宿泊減少などで17年5月期は年商約7億1300万円に減少。現状での自力再建は困難として民事再生による再建を選択した。

 万松楼                 ┏
━━━━━━━━━━━━━   ┗┛

 佐世保市中心部に位置し、佐世保駅から車で約5分、ハウステンボスまでは約30分、西海パールシーまでは約15分とアクセスは抜群。

 万松楼は、佐世保鎮守府の開設間もない1893(明治26)年に割烹旅館として創業。1896(明治29)年、初代首相伊藤博文が台湾視察の帰途 当館で休息した際,絶景を賞でて萬松楼と命名した。以来、東郷平八郎、永井柳太郎、西郷従道、野口雨情、西条八十、井上日昭、山本五十六など 政治家軍人や文化人が多数訪れている。

 

 

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