定年夫婦の暮らし方(店長日記)

盛岡に住む定年夫婦(昭和20年生)の暮らしを分ち合います。

2006年ピースボート世界一周の旅18/ティリブリー(ロンドン)1

2008年05月08日 | 思い出の旅行
5月19日(金)ティリブリー(ロンドン)/自由行動 その1

 トパーズ号はビルバオ港を出航しビスケー湾を北上、18日3時から4時にかけてイギリスとフランスが遠くに見えフェリーが頻繁に往来しているドーバー海峡を抜け、テムズ川をさかのぼり4時30分ティルブリー港に着岸する。
 6時いつものように「ヨットクラブ」で朝食をすませてデッキから港をながめる。港はテムズ川沿いに造られた巨大なプールのようなドックでコンテナ船やフェリーが停泊している。テムズ川からは水門のある小さな水路を通って出入りするようだ。周囲はロマンチックな港の風情とはかけ離れた倉庫が並ぶ殺風景な場所であった。
 船内で200ドルをポンドに両替して下船。肌寒く今にも雨が降りそうな天候。構内は大型トラックが多く危険防止のため徒歩移動が禁止、その代わりに無料のシャトルバスが運行されている。シャトルバスはゲートまでのはずであったがロンドンに通じるティルブリータウン駅まで行ってくれた。ロンドンまでの往復切符(8.4ポンド)を買い7時59分発のロンドン、フェンチャーチ・ストリート駅行列車に乗る。新聞を読むサラリーマン風の客が多い、ロンドンへの通勤客が利用しているようだ。車内はモダンなデザインできれい、日本の特急列車並みであった。
 およそ40分でロンドンに到着、駅近くのロンドン塔へ行く。15年前は紅茶を飲ませる屋台しか無かったが観光案内、公衆トイレ、土産屋、レストラン等立派な観光施設があった。若い白人と黒人の青年2人が掃除をしていた公衆トイレは団体客が来ても対応できる大きさであり、掃除も行き届いていた。トイレットペーパーも完備した公衆トイレの出現は観光客の受け入れを積極的に考えていることの現れであるし治安の良さの現れでもある。
 タワーブリッジを眺めるとテムズ川の対岸にガラス張りのモダンなビルが目に入ってくる。ロンドン観光の魅力は過去の栄光だけではなく現代の発展するロンドンにもあると言うことであろう。
 ロンドン塔の開館まで時間があったので入るのはあきらめ観光案内所に入ってみる。処刑用の首切り斧と台等所蔵品の展示やロンドンやロンドン塔を紹介する映像が流されていた。
 歩いて大火記念塔に向かう、1666年9月1日出火し4日4晩燃え続けシティー・オブ・ロンドンを焼け尽くした有名なロンドン大火の記念碑である。塔の内部は資料館になっているが11時開館であったのでここも見ることができなかった。
 そのまま西に向かいセント・ポール大聖堂を目指す。激しくはないが雨が降ったりやんだりの天気、5月半ばを過ぎていると言うのに寒い。

      テムズ川を遡るピースボート


     フェリーが行き交うドーバー海峡



         港内の風景



    ツアー用のバスが待機する埠風景頭



       小さな駅/ティリブリー


         ロンドン塔



        タワーブリッジ



       トイレを掃除する若者



     トイレの掲示板/日本語表示に注意


ロンドン大火記念碑/燃えないロンドンへの契機となる

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2006年ピースボート世界一周... | トップ | 2006年ピースボート世界一周... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

思い出の旅行」カテゴリの最新記事