rock_et_nothing

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70年代アメリカのメロディーメーカー、トッド・ラングレン

2011-08-05 23:48:32 | 音楽たちーいろいろ
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トッド・ラングレンの音楽を聴いた。
アトリエの整頓と掃除が、ほぼ終わりに近づいた息抜きに。
”ラント:ザ・バラッド・オブ・トッド・ラングレン”のアルバムを聴いていたのだが、”サムシング/エニシング?”が彼を知るなら最良のアルバムだろうと思う。
彼は、70年代アメリカの優れたメロディーメーカーの一人だ。
いろんなテイストの曲を、巧みに美しく作り上げる。
しばらくぶりに聴いたトッド・ラングレンの音楽、そういえば、彼のPVを見たことがなかったので、YouTubeで検索してみた。
そして、驚いた。
ストレートの長髪なのはアルバムのジャケットから知っていたが、そのコスチュームの奇抜さに息を呑んでしまった。
確かに、あの時代、サイケデリックでグラムなファッションが流行ったにしても、その曲調と歌声とのギャップに目が点になる。
それと同時に、あるミュージシャンを思い出した。
ミシェル・ポルナレフ。
彼は、フランスのメロディーメーカーで、やはりそのファッションは非常に個性的である。
二人とも、ほぼ同時期に華々しい活躍をした時代の寵児だ。
彼らを包み触発した時代そのものの権化なのか、時代に影響されただけの小さき小舟なのか、どちらにしても、同時発生とは、音楽にしろ芸術にしろ社会形態にしろ、不思議でならない。
見えざる何かに導かれている、見えない手によって動かされている将棋・碁・チェスの一駒、一手なのかもしれないのかと、無常を感じてしまうのだ。
トッド・ラングレンやミシェル・ポルナレフは、時代の一翼を担ったものとして、今どう思っているのだろうか。