本日発売の「DTMマガジン」
デスクトップミュージックの略称のDTM
この言葉が生まれたのはもう20年近く前になりますかね。
シンセサイザーで曲作りを高校時代(90年代初頭)からしている私としては、
DTMは敷居が高い存在でした。
要はパソコンを使っての曲作り。
極端な話オールインワンシンセで曲はあらかた出来たので手を当時は出さなかったという部分もありますが
Windows95が発売される前にパソコンを購入するにはやはり資金力が無いと出来ない現状が大きかったですね。
シンセ買うのに高校時代のあり金全部突っ込んでましたから。
時は流れ普通にパソコンを持つようになった90年代末には、私以外にもDTMをやる人が増えておりました。
ただ曲のクオリティならオールインワンシンセとハードディスクのマルチトラックレコーダーで充分とパソコンでの音楽作成を牽制してたなぁ。
さらにパソコンの進化が進み、音源はオーディオ録音やサンプリングまで出来る様になったWindowsXP時代。やっと重い腰を上げてDTMに乗り出した私がいました。自分の予算で、シンセだけで作るよりも、思い描く音楽作成ができると。
この時代ではもうDTMはDAWに変わってましたね。
デジタルオーディオワークステーションですね。
DTMには横目で見つつ私自身は敢えて行かなかった(経済的理由で)所ですが、興味はあったので、ネットやDTMマガジンを読んだものでした。
かつて、ネットがここまで進歩していない時代では、雑誌は大きい情報源でした。でも情報のスピードに関してはネットですよね。
雑誌にはDVDの付録が付いていて、初音ミクの体験版がついた号は飛ぶように売れてたなぁ。
私も一時期、発売元である寺島情報企画さんの仕入れ担当窓口を仕事でしていたので、その勢いを知ってます。
なんか残念です。youtubeでの発信は今後も続けるとの事ですが。時代の流れですかね。
DTMがDAWに主流が変わった様に、淘汰される仕事もあるのかと思いきや、形は変われど、DTMの音源ラックがパソコンの中にインストールされて、ハードからソフトに変わっただけで、そのもの自体は無くなっておりません。
時代の流れで役目を終える事はあっても、そのもの自体は、後継者に引き継がれていくものです。
なくなる事に対しての寂しさはありますが、そこには新しい始まりもきっとある。
現に雑誌としてのDTMマガジンは無くなれど、youtubeではまだ存続しているのだから。
きっと、物事が無くなってしまうのは、その事自体を忘れてしまう事。物理的に無くなる事は実際には形を変えて、まだ存在しているとどっかで感じています。
だってDTMマガジンで読んだ知識は、私の中に脈々とメモリーされてますから。
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