深夜の自宅警備員を続けながら、ふと思い立ったシンガー・ソング・ライターが英トラッド・フォークの第一人者でもあったサンディー・デニー。
フォーク時代のストローブスとのジョイント・レコーディングによりアルバムを制作後、フェアポート・コンベンションのオーディションに参加し加入が認められ3枚のスタジオ・アルバムを制作することに。
その後バンドから脱退し新グループ、フォザリンゲイを立ち上げるも1枚のアルバムを制作した後解散し、ソロ・デビューを飾る。
本日はそんな彼女の1972年の2枚目のソロ・アルバム、Sandyを聴いてみることに。
一般的に英トラッド・フォークと聞けばなんだか大木の年輪の如くその刻まれた歴史に重みを感じさせるのだが、本作はアメリカのフォーク・ロック・サウンド寄りの味付けで割と構える事なくリラックスして聴いていくことが出来る。
特に彼女の尊敬するアーチストがボブ・ディランてな事で、このアルバムでもディランを1曲カバー。アコギとペダス・スティールの伴奏をバックにカントリー・フォーク・ロックの味わい。
イギリスのフォーク・ロック、いいですね。
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