CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

お久しぶりです、エルビスさん

2018年03月30日 | AMERICAN ROCK/POPS
これって何時の録音使ったのかね?

満を持してなのか、生誕80周年記念の2015年に突如発売されたのが、エルビスのIf I Can Dreamという企画物アルバム。

(2016年再発されたLP盤のジャケット)

(そのジャケ裏)

なんと、アビーロード・スタジオでロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラとダビングでの共演。

人それぞれ意見はあると思うが、私はエルビスの歌唱は唯一無二で非常にうまいと思っている。

今までも曲によってはストリングスを挿入していたが、今回は重厚な演奏を誇る超大物を起用し彼らをバックに彼の歌唱がいかにマッチするのか非常に興味があった。

なにしろ 、一曲目がロック・サウンド炸裂のバーニン・ラブである。

結果は如何に?

ギターではなく弦楽器のイントロを聴いてどうなる事やと思ったが、ロック・バンドとオーケストラがうまく合体し、ノリノリのサウンド。

さぞかしエルビスはこれを聴いて彼の地(プロミスランド)喜んだのではないかと勝手に思う。

エルビス・オン・ステージでも歌っていた、サイモンとガーファンクルのBridge Over Troubled Water(明日に架ける橋)やバリー・マンのYou’ve Lost That Lovin’ Feelin’(ふられた気持ち)、そしてジェームス・テイラーのSteamroller Bluesをブルージーに歌っている。

最後にタイトル曲、If I Can Dreamを熱唱で締める、バラエティーの富んだ聴き処満載のLP。

売れ行きとなると、やっぱり過去の人という印象かなと思いきや、イギリスではチャート1位を獲得。そしてロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラと共演という事で、アメリカではクラッシック・チャートの17位で初登場し、その後1位を獲得。

この世にすでに存在していないにも関わらず、この人気!

流石エルビスさん。


オレンジ・カラーでおなじみののRCAレーベル、今回はブルー



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