中古でシングル仕入れて参りました。
リトル・ペギー・マーチと呼ばれた時代の彼女の全米1位のヒット・ソング、I Will Follow Him。子供の頃、お昼のラジオ番組なんかで何気にかかっていた様なイメージがあって懐かしく感じる。
まあ60年以上前のオリジナルは知らなくとも、1992年のウーピィ・ゴールドバーク主演の映画、Sister Actでゴスペル調にアレンジされたものを思い出すかも…
この曲をWikiで調べてみると、オリジナルはなんとあのグランド・オーケストラを率いる巨匠、フランク・プゥルセル(変名、J.W. Stole)とポール・モーリア(変名、Del Rome)の共作だったと知る事に。元々インスト・ナンバーだった曲に翌年フランス語の歌詞をつけChariotという曲名でペトゥラ・クラークが歌い欧州でヒット。さらにその翌年ペギー・マーチが英語の歌詞でカバー。
良い歌はずっと残っていくものだと改めて認識。
なおこのシングルのB面には、キャット・スティーブンスのカバーでしか聴いたことのなかったサム・クックのオリジナル、Another Sturday Nightがカップリングされていてちょっと得した気分。
「夜、暗殺者の夜」のリフと「 I Will Follow Him」の
冒頭部分がよく似ているという事で聴いたばかりです。
「天使にラブソングを」で使われたゴスぺル風のカバーも。
日本のロックの暗黒部分にいるアーチストと
60年代ポップスの接点があるのが何だか面白いですね。
因みにこのシングルって日本語バージョンですか?
ただ、ペギー・マーチとサム・クックの曲を1枚のシングルにカップリングした両サイドがA面扱いの日本ビクター独自編集です。