本日はエルトン・ジョンの1969年のデビュー・アルバム、Empty Skyでも。まだまだ無名の新人シンガー・ソング・ライターって事で日本では1年後の1970年に発売された。
このアルバムはヒットしなかったもののオープニングのEmpty Skyなどではエルトンの力強いボーカルを聴くことができるし、またエルトンにとって永遠の名曲とも言えるSkyline Pigeonでは初々しさを強く感じさせ今後ブレークする片鱗を見せた。
(1975年の米盤ジャケ)
ちなみにアメリカでは当時このアルバムが発売される事がなく、エルトンがスーパー・スターとして君臨するその6年後の1975年にジャケのデザインを一新して発売され、何と全米6位の大ヒット。
閉ざされた部屋の窓から虚空を見上げこの大空をいつか自由に飛び回ってみたいと言う願望をわずか数年で叶えさせた。
オイラもそれにあやかってアパートの窓からしばしば虚空を眺めるも、何も起こらないね。
デビュー作にしてはちょっと暗いしアルバム全曲を聴きとおすには曲が弱かったね。”スカイライン・ピジョン”ぐらいしか聴きものなかった。
エルトンに興味をもったのが’70年中頃だったので当時スフィンクス・ジャケしか売ってなかった。だから中古LPのオリジナルジャケを買ったけ。・・・ほとんど聴かなかったけど(汗)
アルバムの最終曲にリプリーズと称してそれまで当時した曲を細切れにしてフェイド・イン/アウトを繰り返すような編集してたらぶち壊しですね。