ストーンズは1980年にアルバム、Emotional Rescueを出しツアーする計画であったがミックとキースの仲が険悪になりツアーは延期。
翌年ニュー・アルバムの制作に取り掛かるも両者の仲違いは続き限られた時間で新曲を一から作るのは困難だと思われ、追い詰められた彼らは苦肉の策としてプロデューサーがかき集めた70年代のアウト・テイクをベースに肉付けを施した9曲と純粋な新曲2曲を合わせた全11曲収録のアルバム、Tattoo Youを完成させた。
(これだけびっちりTattoo入れると、日本の温泉施設は入場拒否確実ね)
(いつ買ったのか失念したが、なぜかアメリカ盤!?)
そのような寄せ集めの背景からかアルバムとしては若干統一感に欠けるものの、彼らの70年代の残香を全体に感じさせる雰囲気が却って受けたのかイギリスでは2位と前作を下回るもアメリカでは1位を獲得さらに前作倍以上売り上げる大ヒットとなった。
ちなみにミック・テイラーが在籍していた1972年の“山羊の頭のスープ”のレコーディング・セッションのアウト・テイクも2曲含まれていて、彼のギターがまたまた聴ける優れもののアルバムでもある。
ハイヒール・スタイルの馬の蹄は一体何を意味するのか? 謎?
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