カナダにもたくさんの著名ミュージシャンがいるけれど、人口の少ないローカルのマーケットだけじゃ大きな成功は望めない。
古くはニール・ヤング、ジョニ・ミッチェルやゴードン・ライトフットらがアメリカに進出し大きな人気を得た。
ゲス・フーも同様にアメリカのマーケットでブレークしたカナディアン・ロック・バンドのひとつである。
60年代中頃にメンバーが固まり活動していたが1968年にアメリカ大手のRCAと契約を交わしたことでより知られるようになった。
メンバーの中核をなすのはバートン・カミングスと後にBTOを結成するランディ・バックマンのソング・ライター・チームであり、1970年に出したAmerican Womanが大ヒット。ただこの後ランディーがバンドから抜け人気も下降気味となり1975年バンドは解散。
その彼らの最も成功を収めた1968年から1970年の頃の活動を切り取ったのが1971年のコンピ・アルバム、Best Of The Guess Who。
日本ではシングル・ヒットしたAmerican Womanぐらいでそれほど知名度も高くないのだが、このベストものを聴けばそれまでの印象はガラッと変わるのではないかと。
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