本日はご存知スコットランド出身のハード・ロック・バンド、ナザレスでも。
彼らは常にアメリカの音楽マーケットを意識して活動を継続してきた。そして、更なるステップ・アップとして1979年のアルバム、Malice In Wonderlandにプロデューサーとして元ドゥービー・ブラザーズのギタリストだったジェフ・バクスターを起用。
そして1980年の彼らの12作目アルバム、Fool Circleでもジェフを引き続いてプロデューサーに起用し、更に元ビートルズのアルバムにエンジニアとして関わったジェフ・エメリックをこのアルバムにエンジニアとして起用する米英折衷の不思議な組み合わせとなった。
(水陸両用、今からアメリカに行ってきます!)
本作にはレゲエにクラプトンのカバーで有名なJ.J.ケール作、Cocaine(Live)とちょっぴりアメリカ志向が感じられるが、全体的にはハード・ロックやパワー・バラードをダン・マッカファーティーが独特な個性で歌い上げるいつものスタイル。
チャート・アクションも英米それぞれ60/70位と変わらず、何とかやってますって感じで少々マンネリ気味だったかな。
この後もナザレスはアルバムを継続に出し活動していくも、オイラとしてはこのアルバムが彼らをフォローしてきた最後のアルバムとなった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます