1978年、10数年ぶりにワールド・ツアーに出る事になったディラン。このツアーに日本が組み込まれ日本独自企画のライブ盤が制作される事に。
そのコンサートに居合わせたファンはオリジナルの演奏とはあまりにも異なったアレンジメントに一体何を思ったであろうか?
その年の2月から3月にかけて行われた日本公演を見にいく機会は残念ながらなかったものの、同年の8月に出たアルバムがラジオから流れた。曲によってはこれは新曲なのか?と勘違いするほどで、時折り聴こえる慣れ親しんだフレーズでようやくどの曲なのか判別がついた次第。
結局LPは当時購入に至らなかったものの、90年代に再発されたCDをようやく購入する。
しかしまだまだ違和感があって馴染めなかった。
さらに時は過ぎ去りそれから30年以上たった今、不思議な事に案外サクサクと聴ける。
年を重ねる毎に共にオイラも丸くなり、もうなんでもOK! 当時のディランの声が今では優しくいい感じに聴こえる。
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