ストーンズの1974年のアルバム、It’s Only Rock’n Rollを久しぶりに聴いてみる。
(82年末にストーンズはアトランティックとの契約終了後コロンビア・レーベルと新規のアルバム4枚の制作の契約を締結し、旧譜のアルバムの再発も行った。これは1986年のCBSからの再発盤。ただ日本ではレコードでの発売は無くCDでのみ再発された様な...)
キースは当時ドラッグ中毒だったし、ブライアンの代わりに加入したギタリスト、ミック・テイラーも本作の制作後に様々な理由でバンドから脱退することになる。
またベガーズ・バンケットからプロデュースしてきたジミー・ミラーも既にそこにはない。
バンドとしては結構追い込まれた状態だったのかな?
それまでのアルバムの象徴でもある泥臭くラフなルーツ系の曲は今回見当たらず、アーバンと言えば少々語弊があるかもしれないが耳に馴染みやすいあっさり目のロックやソウル系の曲で構成されている。
ただ本作の売り上げは前作と比べると確かに落ちたもののアルバムは全米1位を確保し、当時のバンドの状況から考えるとさすがストーンズって事ですかね。
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