デュアン・オールマン亡き後、キーボードにチャック・リーヴェルが加わり新生オールマン・ブラザーズ・バンドが誕生。
それまでのデュアンとディッキー・ベッツのツイン・リード・ギターの掛け合いが売りだったのが、彼のピアノが加わる事によりバンドとの方向性が合致したのか演奏に新たな魅力を生み出し、1973年に出たBrother And Sistersは大ヒットを記録。
ただメンバーのドラッグ中毒によって、その絶好調も長続きせずその後スタジオとライブ・アルバム各1作を出してバンドは空中分解。
残ったメンバーのチャック(キーボード)、ジェイモー(ドラムス)とラマー・ウイリアムズ(ベース)に外部からギターのジミー・ネイルズが加わり新バンド、Sea Levelが結成された。
ボーカルがついた曲もあるが、1977年のファースト・アルバムではオールマン風の軽快なフュージョン系インスト曲が味わえ、これがなかなかの出来だった。
1977年のファースト・アルバム
その後3枚のアルバムがキャプリコーン・レーベルから発売されたが、マイナーなバンドのため、初回盤の購入を逃すと直ぐに廃盤となり中々手に入れ難くその後の3枚のアルバムの入手を諦めていたところ、1990年にそれら4枚のアルバムからの選曲でベスト・アルバム、Best Of Sea LevelがCD化されようやくゲット。
因みにチャックはSea Levelから脱退後、ローリング・ストーンズのサポート・キーボード・プレイヤーとしてオリジナル・アルバムやライブなどで長年活躍してきたのは有名な話。
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