レコードには盤面保護のためジャケットが付いてきて、そのジャケット面上に施されるアートの鑑賞も楽しみの一つ。
1967年頃ごろにはサイケデリックを取り入れたポップ・カルチャーが世界的に流行り、レコードのジャケもその影響を受けた。
有名なところでは、
ビートルズのSgt. Pepper's Lonely Heart Club Band, 1967とか
クリームのDisraeli Gear, 1967。
更に、アメリカからはこれ!
バッファーロー・スプリングフィールドのBuffelo Springfield Again, 1967。
真打は1967年末のストーンズ。
Their Satanic Majesties Request, 1967とこの年はどのバンドもかなり攻めたアートワーク。
古き良き時代でした。
あの頃は新譜が出る際、今回はどんな進化が見られるのかいつもワクワクしていましたね。
ヴァニラファッジとブルーチアーのファーストは好きなアルバムです。
ガレージに入るかもしれませんが、コンスピレーションのナゲッツも
ジャケ含めてゴチャゴチャした感じが好みだったりします。
ちなみに、60年代当時それまでヒット曲3曲あればアルバム制作、ジャケのアートにはアーティストのポート・レート採用が定番。
とある書籍に1966年のワードと言えばDope。この体験から生み出された作品が一風変わっていたものの新しい何かを求めていたリスナーの食いつきが良かったことから、翌年1967年には中身の音楽だけでなくジャケ・アートの世界にもサイケデリアの世界が満開って感じですかね。
まあDopeって言葉、表に出すのは結構印象悪いですけど。