2年ぶりに帰ってきた上野樹里主演「監察医 朝顔2025新春スペシャル」見ました。
認知症を患った平(時任三郎)は望み通り岩手県仙ノ浦の老人ホームに移り、朝顔(上野樹里)、 真也(風間俊介) 、長女・つぐみ(永瀬ゆずな) 、次女・里美(中村千歳)の家族4人の暮らしが始まった。そんな折、溺死と見られる遺体と感電死とみられる遺体が続けて見つかり、解剖の結果から2つの事件のつながりが判明する…
同じころ、長女・つぐみが「じいじを見た気がする」と近くにいるはずのない平について不思議なことを話し始め…
反則だわ(笑)過去の名シーンも含めて、次々と朝顔たち家族のホームビデオの映像を画面上に登場させるなんて、久しぶりに会う親戚のおじさんの気持ちになってウルウル感が止まらないオープニング。法医学のドラマにしてホームドラマという稀有な作品ですが、今回のスペシャルは、連続して起きた自殺事件の謎解きを朝顔たちと神奈川県警桑原くんたちがしてゆくサスペンスミステリーものとしても良く出来ていましたし、成長したつぐみや里美の姿や日常を事件の中の日常として扱えていた上に、平の最後の願いや311で亡くなった里子をきちんと決着つけたエンディングも見事でした。加藤柚凪から永瀬ゆずなに改名したつぐみの成長を見るだけで楽しみなんで、また何年後かに見たいです。
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