所轄署刑事課のエース刑事である光輔(濱田岳)は、不審な男が職務質問を振り切って逃走したという一報を聞き、現場に駆け付ける。するとそこに、ダブルのスーツにサングラス姿の英児(西島秀俊)が乱入し、鮮やかに不審者を取り押さえる。英児は、組織犯罪対策部から飛ばされて刑事課に異動してきた人物だった。バディを組んで捜査に当たることになった2人は、新米刑事の直央(上白石萌歌)の面倒を見ることに。直央の父は警視庁副総監の有働(片岡愛之助)だった。
あれ?木村ひさし監督なのに小ネタが少なくない?西島秀俊がいかにもなマル暴の刑事で流行りに無頓着なところはニヤニヤしちゃいますし、濱田岳の謎の裏の顔も興味津々なんですが,どこか間抜けな刑事ドラマの匂いもしていて、いわゆるつかみどころのない仕上がり。期待していた割には残念出来かと。上白石萌歌は無駄遣いかな。
☆☆☆1/2