黒岩勉脚本X塚原あゆ子監督X木村拓哉X鈴木京香主演TBS系・スペシャルドラマ「グランメゾン東京」見ました。
アジア人女性初の三つ星レストランのシェフとなった早見倫子(鈴木京香)だったが、その直後、世界各国で新型コロナウイルスが蔓延し飲食業界は大きな打撃を受けた。「 グランメゾン東京」も例外ではなく、生き残りのため大手企業傘下のフードコンサルティング企業と資本提携を結び、通販用の冷凍食品やレシピサイトに活路を見出していた。
面白い❗️2019年秋のシーズン、「グランメゾン東京」毎回毎回美味しい料理を楽しみにしていました。5年ぶりの新作は、コロナ禍を生き抜いた食品業界への応援歌であり、食品業界を金儲けで食い散らかす人々への警鐘と、自分の舌を信じず、ソーシャルメディアで右往左往して毒を撒き散らす自称フーディたちへの辛辣なメッセージが隠されてましたね。オープニングから京都だし、ヒラマツ高台寺がメイユール京都として窪田正孝演じる湯浅利久と木村拓哉演じる尾花夏樹によるグランメゾン東京潰しの展開がなかなか。前半のワクワクする料理の連続、後半のグランメゾン東京の☆の復活、美味しい料理と素敵な脚本、締まった切れ味ある演出に、オリジナルメンバーと新メンバーのケミストリーがマッチングした素晴らしい作品になっていました。さてと映画はどうかな。
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