オープニングからエンディングまでまばたきしたくない、今年の邦画マイベストにしたい作品に出会いました。無実を叫ぶ死刑囚が日本各地を逃亡しながら、彼に関わった人たちを味方につけていく展開。正しいことをすること、この世界で居場所を見つけて生きてゆくことの大切さが心に刺さりまくりで,横浜流星さんの素晴らしい演技のせいもあり,クライマックスで久しぶりに嗚咽が出るくらい涙でスクリーンが見えなくなりました。死刑囚の話ですが,今,この世界に居場所を見つけられずに、絶望感を抱いている人たちに主人公を置き換えることもできます。様々な社会の不条理を諦めるのではなく,前を向いて戦うことの大切さをスクリーンに投影する藤井監督の演出にも拍手。吉岡里帆さん,山田孝之さんの熱演もグッと来ましたね。
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