工場嫌いの悠人(横山裕)が珍しく工場にやって来た。舞(福原遥)は誇らしく工場を案内する。そこで働く笠巻(古舘寛治)や結城(葵揚)に会釈する悠人だが、工場内の機械を物色するように一回りすると、お好み焼きのうめづへ行くと浩太(高橋克典)やめぐみ(永作博美)に会うそぶりも見せず、工場を後にする。舞、笠巻や結城も悠人の珍しい来訪を不思議に思う。
原作者が描きたいのは空に憧れて、パイロットになった、引っ込み思案の女の子のサクセスストーリーではないことが、リーマンショックの時代を迎えて顕著になりましたね。こんなリアルなドラマは見たくないという気持ちと、どうやって工場の危機を乗り越えていくのかという2点が脚本家の考えでしょうか。悠人をいきなり登場させ、相変わらずのヒール演技を横山裕にやらせてますが,今回びっくり。
悠人「お前 来年には パイロットになって 家 出ていくんやろ。
そのあと 工場が どうなんのか 考えたことあんのか?お前がやってることは その場しのぎの親切やねん。どうせ 手ぇ離すんやったら はなから助けん方がええ。無責任やぞ」
そのあと 工場が どうなんのか 考えたことあんのか?お前がやってることは その場しのぎの親切やねん。どうせ 手ぇ離すんやったら はなから助けん方がええ。無責任やぞ」
初めて悠人の家族を思う、不器用な優しさが見えたと感じたのは僕だけ?
☆☆☆1/2