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シン・ケニーのひとりごと通信

桑原亮子脚本X福原遥主演「舞い上がれ」第14週「父の背中」第64回

2022年度後期のNHK連続テレビ小説第107作目は、向かい風を受けてこそ飛行機は空高く飛べる!空を見上げて飛ぶことをあきらめないヒロインを描く桑原亮子脚本X福原遥主演「舞い上がれ」第14週「父の背中第64回見ました。



工場嫌いの悠人(横山裕)が珍しく工場にやって来た。舞(福原遥)は誇らしく工場を案内する。そこで働く笠巻(古舘寛治)や結城(葵揚)に会釈する悠人だが、工場内の機械を物色するように一回りすると、お好み焼きのうめづへ行くと浩太(高橋克典)やめぐみ(永作博美)に会うそぶりも見せず、工場を後にする。舞、笠巻や結城も悠人の珍しい来訪を不思議に思う。 




原作者が描きたいのは空に憧れて、パイロットになった、引っ込み思案の女の子のサクセスストーリーではないことが、リーマンショックの時代を迎えて顕著になりましたね。こんなリアルなドラマは見たくないという気持ちと、どうやって工場の危機を乗り越えていくのかという2点が脚本家の考えでしょうか。悠人をいきなり登場させ、相変わらずのヒール演技を横山裕にやらせてますが,今回びっくり。
悠人「お前 来年には パイロットになって 家 出ていくんやろ。
そのあと 工場が どうなんのか 考えたことあんのか?お前がやってることは その場しのぎの親切やねん。どうせ 手ぇ離すんやったら はなから助けん方がええ。無責任やぞ」

初めて悠人の家族を思う、不器用な優しさが見えたと感じたのは僕だけ?


☆☆☆1/2



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