苦悩、
今日は立春である。
冬に代わって今日から春、そう言っても北の地方ではまだ冬がドーンと居座り、
春・・・甘い、そう言っている今朝の空。
確かに朝から激しく有無を言わさない感じで降るわけでなく、
どうしよう・・・これぐらいでいいかな、ちょっと休もうかな、まだ降らせないと駄目かな、迷いながら朝からシト・・降って、雨を眺める私を苦悩させている雨、
この迷い、表情はこの空を見る限り、相当苦悩しているのが読み取れる。
空の苦悩
空がもがいている
その表情は読めず
一人の傍観者となって空を眺め
配信と停止を繰り返す空の表情を追う
雨
一時降って止み・・
その繰り返し
空の表情は硬く
緩み解れも見えて来ない
相も変わらず苦悩の空から小雨が舞い
町を乾かすことなく一日が終わる
この苦悩
今日一日とれることはない。
今日から立春である。
この日から雨が多くなって春へと向かうが、この2月は冬がまだ居残り、空には雨と冷気が同居しながら互いに一歩も譲らず、隙あれば直ぐに雨を雪に転換させる月。
そのめまぐるしく変わる表情の中に春は住みながら、冬をどう追い払おうかと考え、悩んでいるのでは、そう思って書いたのがこの一コマ、季節は正直なものでこの雨で雪柳の芽が少し緑になっている。
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