里山の春
春の低山低山の魅力、里の近くの低山、標高500に満たない山だけれど、里に近いせいもあってアクセスが良くいつも気軽に登れ、リタイヤが簡単なのがうれしい。丁度今頃は新芽の膨らみと花の開...
里山の春
私がいつも歩く里山、この里山を歩き始めて何年経つだろう、その問いを春が訪れるたびごとに私に問いかける。
この里山、低い山ではあるがいい森を作っている。
初めて訪れた時は余りわからなかったが、歩いて行くうちにこの森の四季が意外と美しい一面をみせることを知り感嘆したものである。
確かに訪れる春は見た目の華やかさこそ少ないが、ページをめくるたびごとに描かれる一コマは一冊の絵本となって心に残る。
この里山は地味で素朴ではあるが、なかなか捨てたものじゃないそう思う里山の春。
里山の春
いま
冬の間冷え切った森に
一滴から始まる春の雨が
閉ざされた扉を開け
冬の器を運びだし新調の器を運び入れ
模様替えをする
雨
雨は
・・・
里山の春はこの私から
そう言って眠る私を口づけで起こし
冬を片付け
私の部屋を春に換える。
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