私はひとつの果実
限定今日の空空を見ていると今日の空今日の空この空の青、おぼろげな光に誘われ目覚めカーテンの隙間からこぼれる光を見て今日も晴れかな・・・そう思う私眠りたい私は眼を擦りながらカーテン越......
私も一つの果実
果実は芽が出て生るまで数年を要し、花の後に実を付け完熟して落ち種を残す、その果実の種からは新しい芽が出て再び成長し果実を実らせ次に繋いでいくこのサイクル、私も考えればその一つの果実かも知れない。
そう思いながら果実までの追想に浸るいま、その果実も完熟を得てそろそろ朽ちていく時になったのか、出回る果実をみながら私を重ねる秋。
果実
いまの私を果実に譬えるなら
実が熟し落花を待つ果実
美味しさも新鮮さも失せ
僅かに果肉が残り
誰も手を出さない果実となって
原形を保ちながら
いまは朽ちを待つ身。
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