時雨模様、
昨年も同じ頃に訪れた時雨、私の生まれた所と違い、毎日続いて行くことはないが、
それでも初冬の始まりを告げる時雨模様をこの町でも遭遇することが出来る。
それがこの町に住み、離れられない理由かもしれない。
私の生まれた所はこの時雨が晩秋からから3月頃まで続く、毎日・・青は挨拶程度に顔をみせ、直ぐに鉛色に覆われたかと思うと雨になり、時には霙交じりとなる。
暫くするとまた青が見え、また降りだす、そんなことの繰り返しながら過ごす北陸の冬、毎日・・同じ模様ばかり見ているとあの青空が恋しくなる。
それほど日本海側の冬は長く、寒く、寂しい。
時雨
秋から冬にかけて
空一面が曇り
雨がひとしきり降ったかと思うと
また止んだりする雨
この空模様と言うかこの時雨が
冬の顔だと思う
その時雨をとても受け入れられないと
我隣人は言う
この相違この価値観
互いに交わることはない
二人の相違互いの冬
この晩秋から冬にかけて訪れる時雨
冬へのメッセージ
いつもわくわくしながら待って
ときめいた冬の空
冬は共に歩み共に生きる
四季友のひとり。
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