仏の座
再び少しと言うか僅かと言うか、私の唇にそっと触れた口づけの感触がうれしい春日和は終わり、今朝からは冬空が戻り、寒さ、空色、淀みが再び冬を告げている。今日から立春だと言うのに無粋...
仏の座
春、道端で目にするのがこのオオイヌノフグリと仏の座の草花。
半円形の葉が茎を取り囲んでつく様子を蓮華座に見立てたところからその名が付いたとか?でも、その言われは言われとして素直に受け止め、この仏の座が知らせる春を甘受したい。
仏の座・・・それって花?どう見たって雑草じゃない、
確かにそう言われればそうであるが、仏の座は春を告げる草花のひとつであり素朴な花の色から萌え始まる春を楽しみたい。
仏の座
素朴で
みれば雑草の類
そう見てしまうのが人の哀しさ
上部の葉の脇に紅紫色した
唇形の花を数個ずつ輪生する仏の座
この控えめの
道端で生える邪魔者が私
そう
春を知らせるラブレター
そう言って
和みの花色で微笑む。
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