冬のなかで消える一日
立ち消えのなかの冬秋との別れ秋との別れ恋文冬への恋文時雨模様空はからを垣間見たり&をみたり目まぐるしく変わる一日になりそう冬空。空の地平に津波となって立ちはだかる重く、暗い壁、その......
冬のなかで消える青空
冬のなかで消えるのは何か、それは青空。
空から青空が消えると全体が薄暗く寒々とした重苦しい鉛色の空が蔽う、その空色が告げるのはこの地では雨、それもこの時期の雨は冷たく全てを冷やす憎い雨。
今日の朝の空を蔽う消し炭雲、この明るさだと雨になることはないか、そう思いながら空をみれば、陽射しの消えた空は明るさも薄れ寒々としてわずかに残る温もりさえ奪う、
濃さを増す灰色に広がる青空は遮られ陽射しのこぼれる気配を感じない空。
消された青空
予告されて
分かっていたとはいえ
窓からの明かりに冬晴れの温もりはなく
寒々としている
その寒さ
いまの私の心と同じか
そう思う朝
この青空の消された空は
素描の一枚の絵画。
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