女郎花
女郎花女郎花素直に山野草の花が移らない、野の花に、人が世代の垣根を越え、互いに見つめ、眺めながら思いにふけり、歌を詠む、こんな時間なんてありゃしない今、ギスギスした隙間、思いやりの...
女郎花
オミナエシ科の多年草、原産地と日本、中国。
開花は8月から10月にかけて黄とオレンジの花を咲かせ花言葉の多い女郎花、
古から多くの歌人に詠まれ親しまれてきたこの花は、今では幻になりつつある一花、
以前は日当たりのよい草地に多く、手入れのされたため池の土手などで多く見られた女郎花は、最近では余り目にしない花となっている。
花言葉多い女郎花、そのなかで好きな言葉は「はかない恋」
はかない恋
人の恋には終わりがあり
はかなく哀しいもの
その恋の炎は下火となり燃え尽きる
その終わりを知りながら
炎のなかに束の間の空白を埋める
人の哀しい性
軈て炎は消え
冷め
過る寂しさが心に纏わりついて
瞳から一滴が落ちる。
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