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新潟県長岡市青葉台

ビリーフ

2014-08-29 09:01:29 | セラピー
先回の投稿に「子どもの頃のビリーフ」と書きました。
ビリーフというのは、周りの親や大人の言動によって何気なく思い込んでいることです。

例えば、子どもの頃の我が家は大人が常に忙しく、家庭の問題もたくさんあり
とても自分の要求を出せるような環境ではありませんでした。
出しても聞いてもらえるどころか怒られたりしました。
ですので、子どもの私は「いいこにしていないと安全でない」とか
「自分の言いたいことを言ってはいけない」とか、そんな思い込みをたくさんしてしまいました。
そしてそれが、無意識の中に留まっていて
ずーーっと私の人生を支配してしまいました。
今も自分の考えを言葉として表す(話す)のがとても苦手です。
高校生くらいまでは大人と話すことがとても怖かったのです。

こんな風に子どもが思い込んでしまうのは、幼少期の体験に基づくことが多いのです。
完璧な親はひとりもいませんが、
このことを少し意識してお子さんに接すると、
お子さんとまた違う関係が生まれてくるかも知れませんよ^^


木のこんで子ども達が自由に遊んでいると、
子どもがどんなことに捕らわれているのかが見えて来ることがあります。

あ~、このことで生きづらさを感じているんだな、ということがあります。
そういう時は遊びの中で、なるべくさりげなくサポートしていますし、
ここはお母さんの対応が変わった方がいいな、と思う場面では
お母さんにお話しすることもあります。

ほんとうは保育園や幼稚園でも、こういう関わりができると一番良いのだと思うのですが
現状ではなかなか難しいのでしょうね。
自由に遊ばせているからこそ見えてくる姿があります。

逆に、とても素直で生き生きとしている子ども達を
幼稚園、保育園でその芽をつんでしまっていることも
たくさんあるのではないかと、感じることがあります。



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