元気があれば何でも出来る! 元気があれば大工だって三陸特を取ってやる!
っていう事で、先を見越して第三級陸上特殊無線技士を取りました。
以前のブログで諸事情でお出掛けしていません と書きましたが、実は久しぶりに勉強していました。
本気で勉強したのは20代の頃に二級建築士を取った時以来です。
三陸特って何ぞや?
電波とは :300万MHz以下の周波数の電磁波をいう
となっていまして、携帯電話の4G/5Gも違う周波数帯の電波を使っています。
今話題のドローンですが、重量200g以上は『無人航空機』という扱いです。
ドローンに関してはかつての気象予報士と同じく、まだ完全に免許制度が確立されていないのが実情です。
【現状、ドローンの問題点】
① 電波の混信による操縦不能(込み合っている2.4GHz帯を使用)になる
※善光寺の御開帳の時にドローンを墜落させたクソガキはこのパターン
② 通信可能距離が短い
【問題点に対しての今後の展望(解決策)】
① 込み合っていない帯域の使用(1.2GHz帯、5GHz帯、920MHz帯など)
② 使用電波帯域の拡張(2.4GHz帯、5GHz帯など)
等がありまして、周波数は貴重で有限なものという事なんです。
ザックリですが… 個人で楽しむ分には今のところ免許等は必要ありませんが、
ある程度高い周波数や強い送信出力のドローンで、尚且つ商用目的(お金を稼ぐ)となると、アマチュアではないんです。
込み合っていない電波使用帯域の拡張が2016/8に行われましたが、
この帯域(2.4GHz帯、5GHz帯など)を使用するには三陸特以上の免許が必要となる場合がある、となっています。
試験から日が経っていないので専門用語が多くなってますが、
近い将来、建設現場の調査(屋根、軒裏、ビルの外壁等)をドローンでやるのが一般的になるんじゃないかな?って思った訳です。
いちいち足場架けなくても済むわけですし。
大工に三陸特が必要か分かりませんが、取っておいて損はないかな? 一応国家資格だし。
取っておいて良かった!と思える瞬間が来ることを期待しています。