蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

全英女子オープン (bon)

2019-08-08 | 日々雑感、散策、旅行

       連日猛暑が続く列島も、暦の上では今日は、早や「立秋」なんですね。
       もうひと頑張り、熱中症に留意してこの夏を乗りきりましょう。

 

 もう聞き飽きたかもしれませんが、渋野日向子プロ(20)全英女子オープンに優勝!
のニュースは、大方の人はその快挙に驚きと賞賛と新鮮さを持って受け止められたことと
思います。 8月1~4日、イギリス、ミルトンキーンズ近くのウオバーンGCで行われた
女子ゴルフのメジャー全英女子オープンで、メジャー初出場で初優勝を成し遂げたので
すね。

     帰国した渋野選手
      (ネット画像より)

 渋野選手は、昨年7月27日にプロテスト合格、翌28日にプロに入会した全くの新人で、
同年代の今回出場した畑岡奈紗、勝みなみ や、横峯さくら、上田桃子、鈴木愛ら日本を
代表する実力者のなかで、開催前の事前評では、渋野は、ほとんど名前すら上がってい
なかったのですね。 残念ながら、事前評の多かった畑岡は予選落ちし、他の選手も
上位には上がらなかった。

 そんな中で、165㎝、62㎏の渋野は、堂々と、むしろ茶目っ気たっぷり、最終ラウンド
でDBをたたいた後も落ち込むことなく、攻め続ける、平常心でプレーする姿は、これまで
の選手には見られなかった新鮮な感じがしました。

      優勝記者会見
      (GDOニュースHPより)

 メジャーでの優勝は、男女を通じて、1977年全米女子プロ選手権で優勝した樋口久子
以来42年ぶりといいますから、これはやはりすごいことなんです。全英女子で岡本綾子は
優勝していますが、この時はメジャー昇格前だったのだそうです。

 3ラウンド目あたりから、海外メディアからも注目を集め、ギャラリーも意識し始めた
ようで、スマイリング・シンデレラなどの評価をもらって 大々的に報じられているそう
です。 次のホールに移動する途中でも、観客とハイタッチを楽しむようなしぐさだし、
お菓子を食べたり まったく緊張というものを匂わせず、新人だから、初めてだからとは
とても思えない強靭な精神力というか性格なのかもしれないと思いました。 とにかく
すごいことをやりました。

 プロ1年で、俄かに世界中にまで有名になり、多くの人々に取り囲まれながら、孤独の
道を歩む彼女のこれからの進展を見守りたいですね。

 

 会場になったウオバーンGCは、ロンドンから北西に80kmほど離れたミルトン・キーンズ
(Milton Keynes)という町にあるそうです。 ここ、ミルトン・キーンズは、1967年に
ニュータウンとして指定され、開発が進められたのです。 ロンドンに対抗し得る大規模
な開発拠点を構築し ロンドンの集中を緩和し、多核都市圏を目ざそうという考え方なん
ですね。 指定時には、この地域には約4万人が居住していたそうですが、ニュータウン
の指定を受けて、人口25万人の都市を目ざして開発が進められたのです。

     ミルトンキーンズショッピングセンター
      (ウイキペディアより)

 当時(40年ほど前)、私は、ケーブルテレビや今でいうインターネットみたいな画像・
映像情報サービスの開発に携わっていましたので、ここミルトン・キーンズの都市化に
向けた情報サービスにも強い関心がありました。 つまり、職住近接のニュータウンに
若者をはじめとする人々を移住させるには、衣食住に加えて、交通の便は勿論、情報サー
ビスやエンタテイメント面でも充実した、豊かで快適な街作りを目指す必要があったの
です。

 この街は、今、人口23万人ほど、ほぼ目標に成長しているそうです。 全英女子オー
プンゴルフのお蔭で、懐かしい昔を思い出しました。

 

 

 

 

 

 

コメント
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