蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

あか しろ きいろ  (bon)

2021-04-02 | 日々雑感、散策、旅行

 4月に入りました。 
 窓越しに見る公園のソメイヨシノは今が満開と誇らしげに咲いていますが、ベラ
ンダの陽光桜は、早くも散ってしまい 舞台は次の場面に移っています。
 小さなベランダの、咲いている花の色・・、赤 白 黄色を拾ってタイトルを付
けてみました。

 いずれももうずいぶん長い間、小さな鉢の中で過ごしてきているものですが、色
の順番にその姿を並べてみました。

 出猩々(デショウジョウ)もみじは、カエデ科、カエデ属のイロハモミジの一種で、
春に真っ赤な新芽が芽吹いてきます。 出芽が赤くかぶさるようになるところが、
古典書物に記された架空の怪獣「猩々」に似て、体は狗や猿のように、毛は長く朱
紅色であるところからこの名前が付いたのではないかと想像できます。
 このような姿で演じる能の演目『猩猩』が有名ですね。 この出猩々、5月から夏
に向けて葉は緑色に変化して秋には美しい紅葉となります。

     出猩々(室内にもってきてパチリ)
        

 

アザレア ツツジ科のツツジで、「アゼリア」「西洋ツツジ」「オランダツツジ」
などとも呼ばれています。タイワンツツジがヨーロッパで品種改良されたものとか。
べランダの花置きのこのアザレアは、ほとんどツツジと同じような感じに見えます。

      アザレア  が咲き始めてきました。
             

 

 ハナモモ 原産は中国のようで、花を観賞するために改良された品種(もも)だ
そうです。 花色は、赤、桃色、白 などがあるようですが、ベランダのは純白の
八重咲で、もう20年以上になります。樹高は 2mくらいです。

      純白のハナモモ
       

 シロタエギク(白妙菊)はキク科キオン属の耐寒性多年草で、別名 ダスティー
ミラー(Dusty miller)と呼ばれているそうです。原産地は南ヨーロッパ(地中海)
の海岸地帯で、現在では広くヨーロッパ、北米、オセアニアなどに帰化しているそ
うです。寄せ植えなどによく使われています。

       シロタエギク
       

 

 ベランダには、白いフジ(カピタン)もきれいですが、まだ芽吹いてきたばかり
で花はもう少し先になります。

 

 もう終わりかけているレンギョウ、ようやく咲き始めてきたカロライナジャスミ
ンが黄色を演出し、鉢植えにもところどころタンポポが咲いています。

 レンギョウ               カロライナジャスミン
   

 

 カロライナジャスミン(学名Gelsemium sempervirens)は、北アメリカ原産の
ゲルセミウム科のつる性低木で、別名ゲルセミウムといい、ジャスミンという名前
がついていますが、モクセイ科ソケイ属のジャスミンとは全く違う種で 根や茎には
毒性があるそうです。

 その他の色もちょっと幕間から顔をださせご挨拶させます。

お馴染みの ムスカリ         ヤマモミジの若葉

 

 ここに来て、新型コロナは変異株も含めて、第4波?を呈している地域が出現して
います。テレビなどで見る映像では、やはり人の流れがかなり多くなっているように
見受けられます。今一度、気を引き締めて、早い収束に持ち込みたいものです。

 

April Love Movie Trailer

 

 

 

コメント
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