ちょっとお馴染みになりかけてきました、神楽坂にお住いの“若”さんから、昨年12月に、送って
いただいた記事です。
“若”さんは、若いころからアメリカに住んでいたり、その後も頻繁にアメリカに(仕事で)行ったり、
現地に友人もたくさんおられ 大変バイタリティーのある御仁です。 最近では、神楽坂界隈のワインバー
などでアメリカにこだわらず いろんな国の人と楽しくやっているそうです。
そんな彼のここ10年くらいの体験から、東京とアメリカ大都市で感じる世相みたいな内容が記されています。
ある一人のひとの体験ですが、そのような傾向を映しだしているのではないでしょうか。
**** 以下に“若”さんの記事を転載させていただきます。****
東京と、米国の大都市の違いは何でしょうか?
★クリスマスにマイケルボルトン聴いています♪
世界貿易センタービル(WTC) マイケルボルトン(CD実物) NY交差点の星
香港返還の年(1997年/平成9年)クリスマス直前、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の先端システム研究のため出張。ウオール街に近いマリオットに宿泊しました。隣は世界貿易センタービル(WTC、上左)、そこの書店でレジ前に平積みされていたマイケルボルトンのCD*1(上中)を購入。ジャケットが生まれ故郷、冬の札幌のムードだったのも気に入りました。4年後の911以降、クリスマスに同時多発テロを思い出します。その時のホテルはWTCビル倒壊の瓦礫で外壁、窓等が損壊。ジャンボ機が南棟、北棟を直撃し倒壊した時の中継映像はまさに戦争シーンそのものでした。一方、首都ワシントンDCを狙った2機のうち1機は私が住んでいたアパートから、直線2.5kmの国防総省ビルを直撃。4機のカミカゼテロで犠牲者約3000人、負傷者約6000人の大惨事でした。
その2年後、タイムズスクエア近くでITセミナー開催した後に、夕方、グラウンドゼロで黙祷。今年(2015)1月、パリではシャルリーエブドへのテロ、11月13日金曜日*2同時多発テロで130人死亡というISによる惨劇が続き非常事態宣言発令。元同僚がドゴール空港から画像付きでSNSへ発生直後の情報くれました。12月2日には米国加州サンバーナデイードでISシンパのイスラム夫婦が同僚14人を殺害、逃走中に犯人夫婦は射殺されました。欧州でも、米国でも国内に生まれ育った自国民、幼児を育てている一見普通の夫婦が突如(ホームグロウン)テロリストになるのは衝撃です。
テロとはべつに、米国では2013年、銃撃殺人11,208人そして銃による負傷者は84,258人、さらに銃で21,175人自殺、事故等も含め33,169人が銃の犠牲者数です。常日頃、銃による殺人、自殺の甚だしき多さを思うに、内戦状態の国とあまり変わりない危険な状況が米国大都市にはあるのではないでしょうか?!
米紙(12/11、WSJ*3)報道によると、米国では自衛のための銃の購入*4、銃携帯申請(CCW=Concealed Carry Weapon Permit)が急増!サンバーナデイードでは毎週80件(8倍)に跳ね上がりました。日本で報道される、米国のいわゆるマスシューテイング事件(MS)*5は、オレゴン州の大学でIRAシンパの英国出身の犯人が10人殺害した事件と前述の事件ぐらいですが、2015年12月現在全米で銃による複数の死傷者の発生するMS事件は累計360件以上発生しており、安全と思われた地域にも銃によるリスクが潜む危険性を強く感じます。ABC news Pointの調査*6で米国危険度はシリア、ソマリア、ナイジェリア、アフガニスタン、スーダンに次ぎ6位です。あるデイベートサイトで*7主題:米国は世界一危ない国?に72%がYesです(共感できる数字だと思います)
パリ同時多発テロ現場への献花 エッフェル塔警戒態勢 神楽坂(旧)日仏学院前献花
★米国憲法修正第2条、銃所有は国民の権利
ベルト・ケース収納拳銃 脇の下ケース収納拳銃 サンバーナデイードテロで使用の半自動銃
修正第2条の論拠は、独立戦争で勝てたのは、国民すべてが民兵となり銃を持って戦った結果であり、憲法がそれを保障するのは当然。米国ライフル協会(NRA)という圧力団体は強力なキャンペーンを展開(銃は悪くない、悪い奴が使うから問題、良い人間が銃を持つと銃を悪用する奴を駆逐する!? )一方、昨今のテロ、銃による大量殺人事件頻発を受けて地方の小都市の警察が銃の購入、銃携帯による自衛を推奨し始めています。制服警官は銃を眼に見える位置にホルスターに入れ携帯する義務があります。私服刑事や一般市民は、剥き出し携帯は原則禁止です。外見上持っているのがわからないようケースに拳銃を収納(写真上左、上中)、携帯するためには当局へ別途申請し許可が必要です。またサンバナデイーノで使われたライフル(写真上右)は半自動連射が可能で隣人から非合法的に入手したものです。
私の見立てでは、BRO社*8製PG5という半自動ライフルで、約2000ドルで一般に販売されています。引き金を引き続ければ、10-15秒で31発を連射し弾倉が空になります。映画で、機関銃を撃ちまくっている俳優スタローンは、軍用突撃銃と同等性能のライフル販売に反対しています。
★全米殺人件数、No.1の州都はシカゴ*9
2015年7月4日独立記念日 拳銃射撃 花火大会(シカゴ)
7月4日(独立記念日)の祝日(土曜日)全米各地で花火が打ち上げられます。人口270万(大阪と同じ)全米第3位の大都市シカゴで週末84件の銃撃事件で16人死亡。74年、91年のピーク時より規制強化で半減とはいえ、1985年以降も全米最悪の殺人の州都(Murder Capital)となっています。今年に入って12月までに銃撃で420人死亡(銃以外の死亡55人)、銃による負傷者2,440人。銃による死亡・負傷の合計は2,860人に上ります。3分に1人、週50人が銃で撃たれ5人死亡する計算になります。憂慮すべきは、統計数字以外にもあります。銃弾の射程距離は50m(拳銃)~600m(ライフル)。流れ弾や、外れた弾丸は脅威です。数千発を超える銃弾が街中を飛び交うなんて戦争地帯といえなくもない状況です。シカゴで11月までに銃による殺人事件での、警察、救急、解剖等の直接的コストだけで$151M(181億円)、犠牲者のこうむった経済的損失等、関連費用全体で$2.5B(3,000億円)とも言われています。実弾射撃数については想像するに恐るべき数になると思います。
しかし軍用高性能銃から拳銃まで合法的に購入でき、統計上3億丁(拳銃36%、ライフル36%、散弾銃28%)とほぼ国民全部が所有している計算になり、半数の家庭が所有と回答。一方、殺人の検挙率は25%(シカゴ)しかないという状況では、ギャング、麻薬がらみが原因の大半といわれても正確な分析はできません。しかも銃による自殺のための購入はかなりの比率に上ります。一家心中を銃で実行し自殺という巻き添え殺人も多いようです。銃規制派と自衛派の議論の対立構造は実に複雑です。時々、自衛派の主張、意見に傾くときもあります。
★シカゴはギャングの戦場? DCも危ない!
2015年シカゴ殺人発生分布 2004-2006年ワシントンDC殺人発生分布
(ブルー/銃殺人ゼロ地域)
シカゴは市内ほぼ全域で銃撃殺人が発生、ブルーの地域に住んでいても安全といえないのは一目瞭然です。さすがギャングで有名になった街です。人口66万のワシントンDCも一目で市内の右側の東地区(NE,SE)(上右)に殺人が集中しているのが判別でき、低所得者、黒人居住者が多く居住している地域と重なります。
★近所でやくざの兄貴と舎弟が撃たれた
昭和26年東宝公楽横ラーメン横丁 いれずみ(松方弘樹) すすきの夜景
私は、生まれも育ちも札幌すすきの(上右)、創成川、豊平川にはさまれた豊水小学校(今は廃校)を卒業。札幌ラーメンの生みの親、龍鳳(廃業)の松田さんの二男S君は同級生。12月14日NHK 特番(い~んでないかい、すすきの)で紹介された日本三大繁華街のビル群を開発した不動産王の後継ぎH君は高校の同級生。すすきの観光協会長を長年務め、昨年11月難治性病で急逝しました。場所柄、やくざのおじさん達が銭湯で刺青(上中)の陳列は迫力でした。近所に組からぬけた兄貴と舎弟2人が住んでいました。家の近くで、同級生のM君(著名な建築家)と放課後遊んでいた時、パン、パンと銃声が聞こえました。現場に行くと、兄貴を撃った弾が貫通し、後ろの舎弟にも命中。雪中の血だまりを眼のあたりにしました。国内で身近な銃による殺人事件は、この一件だけです。
★ワシントンDC、寿司やの大将が撃たれた!
1991年湾岸戦争勃発した影響で出張制限発生、ワシントンDCに設立した会社に半年近く通勤しました。そのころの首都ワシントンDC(人口66万人)は“殺人の首都”と呼ばれ、殺人の一番多かった時です、年間479人が殺害。2000年代に入って銃規制強化等により半減したようです。しかし、殺人は全米平均の8倍以上、犯罪発生率も3倍という依然、危ない“首都”です。2015年、住民の最大の関心事は“犯罪の多さ“ です。
米国首都ワシントンDC, 寿しや 2階のお座敷・カウンター 銃を持った強盗
単身で海外にいると自然となじみの寿司や(日本食)に通うようになります。比較的安全といわれている、NW(North West)地区にある寿司や(2階がお座敷、カウンター)に夜行くと、いつも開けっ放しの玄関が、ロックされていてインターフォンを押して開錠。鍵なんかかけて…どうしたのって、言いながら店に上がったら、板さんが昨晩、大将が脚を撃たれて入院、金も奪われたとちょっと青い顔をして説明にきました。でもよくある話ですからと言ってそそくさとカウンターの中に戻っていきました。日本だったら翌日営業するかな??
★白昼、ジープのお兄さんが青竜刀で警備員を襲撃
USITCが入っているビル パトカー 青竜刀 オープンタイプのジープ
SW(South West)地区、ワシントンDCを設計した仏人の名を付けた、ランファン・プラザ駅(犯罪発生ワースト3位*10)の周りは中央官庁街。徒歩3分の米国国際貿易委員会(USITC)の入っているビルにオフィスがありました。目の前は消防/救急センター(Engine 13)でパトカーも時々止まっています。隣はNASAの新しいビルでした。一階に息子さんが早稲田大学に留学しているという、ゴルフシングル韓国人が経営しているコンビニがありました。コーヒーを買って、玄関前の歩道でタバコを吸うことが日課でした。8階オフィスに喫煙から帰ってしばらくすると、同僚が“事件”の報告にきました。駐車場の出入り口に立っていた浅黒い肌の身長180cm、ブルーの制服を着た警備員(管理人?)にジープに乗った男が青竜刀をもって襲撃、しかし警備員の反撃で現行犯逮捕ということになったとのこと。喫煙常連マムのコメントでは彼女をとられた男の復讐(=痴話げんか)とのこと。
★夜間路駐の車、跡形もなく燃やされます。
あの当時、TVニュースで血にまみれ、銃撃の穴多数の車を時々見ました。朝、ダウンタウンを歩いているとき、放火された車に消火剤をかけ撤去した跡もよく見ました。ビル内の駐車場以外に夜間駐車しておくと、かなりの確率で車上荒らしand/or放火です。
車上荒らしが放火した車 消火中の車 銃撃された車(TVでは死体も)
★映画(スナイパー連続殺人)は事実から
ベルトウエイ狙撃事件犠牲者 95号州間環状線(ベルトウエイ) トランクの穴から狙撃
911テロの翌年2002年10月の3週間に、ワシントンDCに隣接の2州を通る(環状)州間高速道95号線(上中赤線)沿いを中心に“ベルトウエイ狙撃事件“(Beltway Sniper Attacks)と呼ばれる衝撃的連続殺人が発生。10人の一般市民が次々と狙撃され犠牲(上左)になり他に3人が負傷しました。ルイジアナ生まれ、イスラム名、モハンマドに改名した黒人とジャマイカ生まれの少年が犯人でした。犯行現場は、日中、日常生活の場で突然狙撃されたのです。まったく無防備な状態の一般市民が道路を歩行中、駐車場で車を降りたとき、商店のレジで窓越しに、ガソリン給油中、ベンチで読書中…車のトランクの後ろの穴(上右)から高性能ライフル(Bushmaster XM-15、定価$1,350)で必殺の狙撃を受けました。犯人たちは、すでに9月までの7か月間、西海岸、南部そしてメリーランド州などの各地で6人殺害、6人に重傷を負わせる連続狙撃殺人も実行。ベルトウエイの内側、ワシントンDC郊外の地域は、安全と思われていたところです。
★Lost & Found(落し物)
東京は、世界一安全な大都市と評価されています。(Safe Cities Index 2015 *11)安心して危険を感じないことがいかに素晴らしいか、心から日本の社会の安全について感謝です。先日、神楽坂のワインバーの仏人オーナーが財産一式つめこんだでかくて、分厚い財布を紛失、近くの交番に駆け込むと、お巡りさんがにこにこしながらこれですよねって渡してくれました。(Très bien すばらしい!!)
日本の交番とおまわりさん 財布 亀有派出所?
日本三大繁華街のひとつ、生まれ育ちは札幌すすきの。そして、日本最大の繁華街歌舞伎町のある新宿区に21年居住しています。でも、1人飲み歩きは近くの神楽坂、市ヶ谷、飯田橋周辺。神楽坂のお店の人口密度は他所と比べ、比較的すくなく、騒音メーターが振り切れる女子会少なく、行列のできる店も稀です。NYC生まれ、セントルイスの高校卒業のオーナーのとんかつ屋さん(ミシュラン、ビブグルマン)は例外ですが…。日本語できるフランス人、スイス人、ベルギー人は英語もしゃべれる人が結構います。最近は、バイリンガルダジャレで彼らと遊んでいます。強盗、銃撃など気にしないで1人飲み歩きで午前様もOK。日本は安全なのが何より素晴らしい!でも時々、直下型地震はいつくる?東京都心は海面からの標高3-5mしかなく津波がきたら?原発は武装警官がいないけれど大丈夫?防衛省から500mの所に住んでいるけどテポドン飛んできたら??など考えます。
(参考・参照情報)
*1 Michael Bolton 1953年生、アダルトコンテンポラリーのシンガーソングライター、7500万枚以上の販売実績を誇る。CDタイトルはThis the time-The Christmas Album, 1996年10月発売(67621-S1)
*2 アルカイダは、米国救急、警察用、緊急ダイアル911(nine,one,oneと発音) に合わせ、忌まわしい数字として記憶に残る9月11日(911と表記するが:nine eleven, September elevenと発音)に実行した。今回もキリスト教徒が、英語圏の多くの国や、ドイツ、フランスで不吉な数字、曜日といわれている13日金曜日を意識して、実行したと思われる。
*3 WSJ:Wall Street Journal、1889年(明治22年)創刊。NYCにあるダウジョーンズ社が発行する金融、経済情報に定評のある世界最大の経済新聞。
*4 銃購入時、不適切な(犯罪者、前科者、精神疾患)購入者への販売防止を目的にFBI National Instant Criminal Background Check System(NICS)一般にバックグラウンドチェックと呼ばれる事前確認が必須事項となっている。またATF(アルコール、たばこ、銃器)局とも連携しており過去10年で1億件購入者の審査、70万件(0.7%)を不許可にした。銃携帯については、地域ごとに許可基準が相当ばらつくようですが、Concealed Carry Weapon Permitを申請し許可が必要。
*5 マスシューテイング(Mass Shooting)とは複数の犠牲者が伴う銃撃事件のことを言う。しかし、定義はあいまい。4人以上の犠牲者が伴う場合FBIの大量殺人(Mass Murder, Mass killing)の定義にも当てはまるので、マスコミ報道において、同じ用語でもFBI定義で統計数字を報道すると、件数が1/3に減るので、4人以下の事件の件数分2/3が見えなくなる、ので印象的には少ないように思える。
*6 ABC news Point 調査、2015年 Top10 Most Dangerous Country in the World。米国は6位 5位のスーダン、7位のイラクのように内戦状態が続く国と同様のランキングにいる。先進国、文明国と誇れない米国社会の犯罪の多さを象徴している位置づけではないでしょうか。低所得者と黒人人口密度高い地域は、盗難、強盗、レイプなどの凶悪事件殺人事件頻発する戦争状態に近い状況といえるのではないでしょうか。
*7 Debate.comの米国は最も危険な国だと思うか?の主題に72%がYESと回答。特に第二次大戦後、世界各地で戦争を継続(韓国、ベトナム、中東)し多数の一般市民、農民を戦闘、爆撃に巻き込こみました。米軍の作戦で大量殺戮をし続けてきた現実があります。したがってIS、アルカイダはそれを理由に米国は最悪のテロリストと主張、米国へのテロの理由です。本デイベートの中で、米国民がそれを認める意見も散見された。米国犯罪統計と個人的印象を合わせてみると、白人はセキュリテイシステム完備、警備会社が巡回する塀で囲まれた住宅地に銃を持ち、鉄道、地下鉄のこない地域に住む。一方、低所得者、黒人階級は低家賃のスラム的アパート群にかたまり二極化。大半の犯罪はスラムに集中する構造になっているように見える住むところにより認識は変わるとおもわれるが、危ない地域は世界一危ないと思います。
*8 Black Rain Ordnaance Inc. 2009年設立、米国ミズーリ州にある銃器製造販売会社。米国人による米国製部品で製造した高品質銃を売りにしている。アクセサリーにサイレンサーもあるけど…。
*9 シカゴ犯罪統計2015年、各種犯罪統計をイラスト、グラフ入りで発生時間ごとアップデートしているサイト、HeyJakkas.com
*10 Urban wire の調査2011年9月、Crime in DC-area Metro Stations ワシントンDCメトロ(地下鉄)の犯罪についての記事。DC、メリーランド州、バージニア州それぞれで犯罪発生ワースト3駅を表にして解説。他の都市の地下鉄状況やDC犯罪発生率等から想定した犯罪発生数は以外に予想より低かったようです。しかし、あるブログは観光客向けに、特定の時間帯、路線、駅について絶対乗るなという警告をしているので要注意!
*11 A report by the Economist Intelligent Unit が調査した“Safe Cities Index 2015”参照。世界大都市50市の安全について調査し、東京は全ての評価項目(含むサイバーセキュリテイ)において1位となった。本調査のスポンサーはNEC。
第1話のタイトルから、ボルトンのクリスマスソングを聴いていたのでしょう。
しかし、ここでは、別のヒット曲を揚げました。
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