そうです、あの舞茸です。
子どもの頃は大阪で育ったので、殆どこのキノコにはお目にかからなかったし、名前も聞いたことが
ありませんでした。 関東に来てからも、それほど身近なものではなかったように思いますが、最近は
良く目に止まります。
蓼科の畑に通って既に10年以上が過ぎますが、行きの中央高速 “八ヶ岳PA” が、ちょうどお昼時になり
いつもこの PA で昼食となります。
いつの頃からか、決まって天ぷらの “まいたけソバ” か “まいたけうどん” になって久しいのです。
このブログに登場したわけは、先ごろ我が家に大きな “一株採りまいたけ” が、箱入りで届いたからです。
箱には、400gとあります。 群馬県 妙義特産と書かれていました。
箱入りで届いた まいたけ
ウイキペディアによると、 “マイタケは世界中の暖温帯から温帯北部にかけて分布し、ナラ類、カシ類、シイ類
といったブナ科樹木の大木の根株で 心材 に寄生して白色腐朽を引き起こす木材腐朽菌である”
と難しいことを言っています。
“今日の日本では非常になじみ深い食用キノコの一つとなっているが、人工栽培が盛んになる前は南関東の
照葉樹林地帯以南では食習慣は一般的ではなかった”
とありますから、子供のころ知らなかったのも無理もありません。
“シイタケやエノキタケなどと比較し、マイタケは害菌に対する抵抗性が低く、原木に直接種菌を接種しても
菌が蔓延せず人工栽培は容易ではなかった。 しかし、1970年代半ば頃に子実体(しじったい:菌糸が組み
あわさって、複雑な構造になったもの) を形成しやすい系統の選抜と原木殺菌後の育成方法の研究が
日本各地で行われた結果、 人工栽培方法が確立された。
最初に栽培が行われた頃は、原木栽培(短木殺菌栽培法)で生産されたが、1990年代頃から
菌床栽培方法が普及し 安価な菌床栽培(オガクズなどの木質基材に米糠などの栄養源を混ぜた人工の培地)によるものが広く流通している。”
なるほど~。
栄養的にはビタミン類やミネラル、食物繊維に富み、特に亜鉛、ナイアシン、ビタミンDを多く含むという。
食物繊維を構成する多糖類βグルカン、マイタケDフラクションの一部は身体の免疫力を高めるなどとも
言われています。
しかし、以下のような注意点もあるようです。
“血糖値に影響を与える作用がある” や、“低血圧のリスクがある人、あるいは降圧薬の服用をしている場合は
注意が必要” とあります。
また、キノコアレルギーによりショックを起こす場合がある。加熱は必須で、生食により食中毒を起こす場合がある。
また、このマイタケは、“マイタケプロテアーゼというタンパク質分解酵素を多く含むようで、茶碗蒸しに
生のまま用いると固まらなくなるらしい。 茶碗蒸しに入れる場合は、数分間加熱してこの酵素を熱で
失活させてから用いる。 逆にこの性質を利用して、細かく刻んだ生のマイタケを肉にまぶして調理することで、
固い肉も軟らかくなり旨みが増す”
とあります。
こんなのも見つけました。“少量のマイタケをごく少量の塩をまぶして炙り、熱燗の日本酒に入れて、
マイタケのエキスを引き出して飲む 「マイタケ酒」 なるものもある” というのです。
一度やってみようかな!
・・おしまい たけ。
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新しい、仕事、ご苦労様です。
26年ぶりに出戻った職場…なんと、職員数が3倍以上に増えてました(@_@)