あの、ひげを生やしたナマズ(鯰)です。 鯰の中でも最大級の大きさ~120㎝も
あるという大きさで、琵琶湖ないしその水系にのみ生息している種なんだそうです。
準絶滅危惧種NTに指定されているとあります。
読売新聞(11/23地域版)の「動物日記」に紹介されていましたので取り上げまし
た。さいたま水族館の家野碧氏が解説されていて、現在、特別企画展「おさかな
津々浦々」(10/5~25/1/5)で、これまで出番のなかったビワコオオナマズが久し
振りで出番を迎えたというのです。
特別企画展
(さいたま水族館より)
この特別企画展では、日本の各地方特有の生き物や自然環境について学べる‥を
目的として、近畿地方代表の魚として抜擢されたのだそうです。
ここで面白い解説がありました。
『 久々の晴れ舞台に向けて、展示水槽へと移動し、慣れない人の目にさらされて
体調不良にならないか心配でした。そんな飼育員たちの心配をよそに、すっかり
落ち着いて餌を食べるようになり、人影に驚く様子もなくホッとしました。』
(さいたま水族館より)
展示水槽に入るまでは、ずっとコンクリートの水槽に入っていたそうで、飼育員
の方々も上からしかその姿を見ることが出来ずにいたそうですが、この度は、横
からも観察することができ、大きく成長した姿に喜んでいるとありました。
魚たちは、いつも舞台で人目に触れているものばかりではなく、控えの間(水槽)
で、じっと出番を待っている魚がいる・・動物もそうかもしれませんね。
ナマズ科には、イワトコナマズ、ナマズそしてビワコオオナマズなどがあると
ありますが、このビワコオオナマズが最大で、へらったい感じの頭部は小さく下
あごが出っ張っている「受け口」のような特徴があるとあります。
ナマズの想い出・・。 子供の頃、友達と連れ立って時々魚釣りに出かけたこと
がありました。京阪電車で、門真を過ぎたあたりの「古川橋」か「大和田」という
駅近くだったような記憶ですが、小さな川に鮒釣りを目指すも、この時はナマズ
ばかりがかかった記憶があります。20センチほどの小さなナマズでしたが、結構
重く感じたものでした。
この辺りは現在は、すでに住宅街のまっただ中かもしれませんが、当時はのどか
な小さな川が流れていました。 釣り場ではなく、ほとんど人も来ていなかった
ようなところでした。釣れたナマズは、川の遠くに投げ戻していました。
また、10年ほど前に、埼玉県鴻巣に用があり訪問した時に近くのお店で、ナマズ
のから揚げ(天ぷらだったかも?)をご馳走になったことがありました。白身で
タンパクな味で、臭みなどは感じませんでしたが、何となくまた注文するような
気にはなりませんでした。
埼玉でナマズ?と思いましたが、荒川で獲れるそうで、古くから郷土料理として
お馴染みなのだそうです。
(ネット画像より)
水族館から、食べる話になってしまいました。
さいたま水族館へ遊びに行ってみよう
戦後の食糧不足、ありましたね。今時の子供たちには想像もできないでしょう。
で、ナマズを食べられたそうで・・。私が食したのは、埼玉県鴻巣にあるお店で
郷土料理としてのものでしたから、普通でしたが、当時のそれだと、
大変だったのではないかと思います。
アメリカザリガニは、よく捕りに行きましたが、食したことはありません。
捕ったザリガニはどうしていたのでしょうね?
だいぶ後になってから、それがナマズだとしりました。
さいたま水族館、知りませんでした。
行ってみたいと思います。
キャットフィッシュは、50年ほど前に輸入された、アメリカナマズのことですね。
この輸入は、食用として始まったようですが、その他飼料などにも使われているようで、
最近個体は増えているそうです。
30年ほど前だと、丁度、普及していた頃かもしれないですね。