今日(2月3日)は節分ですね。季節を分けるということで、立春、立夏、立秋、立冬の
季節の初めの前日が「節分」ですが、江戸時代以降、特に立春の前日を指しているようです。
福豆は、撒かずに食べてみましたが、もはや硬くてうまく行きません。
このところ笑うことが少なくなっています。大声を出して笑うことなどほとんど
覚えがないくらいです。 会社勤めだった頃は、それなりに会話も多いですし、
笑うこともありましたが、今やおしゃべりすらも少なくなって、笑うところまで
至らないのですね。
定期購入しているサプリについてくる小冊子に、「笑いの効用」との記事が出て
いて、笑いには様々な健康効果があると解説されていました。 小冊子の記事は、
大平哲也氏(福島県立医科大学医学部疫学講座主任教授)の解説ですが、総じて、
日常生活でほとんど笑わない人は、ほぼ毎日笑う人に比べて、男性では約2倍、女性
では約3倍認知機能が低下しているという結果があると述べられています。
(大阪府内在住の65歳以上の男女985人を対象とした調査から。)
(ネット画像より)
ネット記事、サワイ健康推進課のクリニック院長、伊丹仁朗氏によれば、
『一般に、若くて健康な人の体にも1日3000~5000個ものがん細胞が発生しているが、
これらのがん細胞や体内に侵入するウイルスなど、体に悪影響を及ぼす物質を退治
しているのが、リンパ球の一種であるナチュラルキラー(NK)細胞で、人間の体内
にはNK細胞が50億個あり、その働きが活発だとがんや感染症にかかりにくくなる
と言われています。』 そして、
『私たちが笑うと、免疫のコントロール機能をつかさどる間脳に興奮が伝わり、
情報伝達物質の神経ペプチドが活発に生産されます。“笑い”が発端となって作ら
れた”善玉”の神経ペプチドは、血液やリンパ液を通じて体中に流れ、NK細胞を
活性化します。その結果、がん細胞やウイルスなどの病気のもとを攻撃するので
免疫力が高まるほか、同時に免疫異常の改善にも繋がるのです』
(ネット画像より)
とまぁ、笑うということは大変良いことなんですね。 このように、認知機能低下
予防に効果があるほか、がんやウイルスに対する免疫力も高まるという嬉しい効果
の他、さらに健康増進につながる効果として、小冊子には4つの効用が挙げられて
いました。
①有酸素運動。声を出して笑うのは、軽い有酸素運動と同じ状態で、軽い散歩
と同程度の運動量がある。 ②リラックス。大笑いした後は、副交感神経が優位
になり軽い運動をした後のようなリラックス感があり血行促進効果もある。③脳内
リセット。笑っている時は余計なことを考えないため、脳が休まり、ストレスホル
モンの分泌が抑えられ心身の状態が安定する。④人とのつながり。笑顔は近親感
を呼び、会話の増加や人との交流を促し脳を活性化して認知機能にも良い影響が
ある。
さらにこれら四つの効果により、気分が爽快になり、前向きでやる気が起きる
ことにもなるでしょう。
40歳以上の大阪、秋田の地域住民4780人を対象にした調査では、ほぼ毎日笑う
女性は51%に対して、男性は39%と笑いの頻度に男女差があるようです。
笑いの減少は脳の老化サインの一つと考えられる‥ともありました。 つくり
笑いでも効果があるとありましたが、やはりおしゃべりの機会を増やすことが基本
的に大事なんでしょうね。
(ネット画像より)
Andre Claveau - Viens valser avec papa パパと踊ろうよ - アンドレ・クラヴォー
笑って一生を終えたいですね。
確かに笑って生きたいですよね。 一生涯笑って過ごすことが出来れば、
それに越したことはなく、そうありたいですね。
しかし、ここでは、現実のそれぞれの瞬間に声を出して笑う・・ことが大事で
健康に効果的だというのですね。
作り笑いでもよいといっていますが、やはり声を出して、できれば腹を抱えるくらい
大声で笑ってみたいですね。