蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

わたらせ渓谷  (bon)

2024-10-26 | 日々雑感、散策、旅行

 昨日(10/25)は、園芸友の会の久しぶりのバスツアーで わたらせ渓谷鉄道(わ鉄)
のトロッコ列車に遊んできました。

 朝 家を出る時には、小雨がぱらつくあいにくのお天気でしたが、バスが関越道を
走るうち、お天気も回復し、素晴らしい秋晴れとは行きませんでしたが雨の心配は
なくなり、上里SAでトイレ休憩して一路、寶徳寺(室町時代、1450年頃に創建された
禅寺)の『床もみじ』の拝観となりました。
 『床もみじ』というのは、本殿のご本尊の前一面がガラスの床に設えられていて、
縁の外一帯がもみじで、それがこの床に映るという仕掛なんですね。昨日は、紅葉
にはまだちょっと間があり、燃えるような景観は味わえませんでしたが、落ち着いた
お寺でそれはそれで堪能したのでした。 ご本尊のお参りは簡単に済ませて『床もみ
じ』に気が移っていたのですね。

    床もみじ
    

 
        もみじはまだ色づ行く前でした・・
          

 寶徳寺は、群馬県桐生市にありますが、バスはここから渡良瀬川に沿って遡り、
足尾銅山で有名な足尾方面に緩やかな坂道を上り「神戸(ごうど)」というそれこそ
田舎の無人駅を思わせる駅から、今回のバスツアーのもう一つのメインである『わ鉄』
のトロッコ列車で大間々(終点)駅まで戻るのです。

          

 秋もまだそれほど深まっていないというか、この日も日中は夏日という暖かさ
(暑さ)で、トロッコ列車で受ける風は心地よく、初めのうちはワクワクした気分
でしたが、40分も乗っているとやや飽き気味になってしまいました。 

  

 『わ鉄』の歴史を少し。今から110年前、1914年(大正3年)に、足尾から大間々迄、
全線が開通した鉱山鉄道(足尾鉄道)で、4年後には国有化されて国鉄足尾線となり
ます。

 その後、足尾銅山は1973年(昭和48年)に閉山となりいったん廃止路線となります
が、1989年(平成元年)にJRから第三セクターの『わたらせ渓谷鐵道』に移管され、
現在に至るというのです。 江戸時代初期からの由緒がある足尾銅山は、鉱毒事件に
よる混乱も経ますが、鉱物積み出し用の列車として建設されたのですね。

                 

 初秋の一日を見知らぬ人たちとのバスツアーは語らいもあり楽しく過ごし、16時
過ぎに大間々駅を後にしたバスは帰路に向かいました。バスは佐野ICあたりから東北
道に乗り、途中羽生PAに寄り、とっぷりと日が暮れた中を大した渋滞もなく東京に
向かいました。そのうち大手町の高層ビル群のきれいな窓明かりを眺めながら東京駅
丸の内に無事到着しました。

        バスの中から
         

 園芸友の会のバスツアーは、8年前に箱根湿生花園に行ってからの久しぶりだった
のですが、日程の設定が良くなかったのか、用事が飛び込んできたりして、わずか3名
の参加となってしまい寂しさは否めませんが、初めての観光地でもありましたので
楽しませていただきました。 ちょっぴり疲れを感じた一日でした。

 

 

 

秋のトロッコわたらせ渓谷号に乗ってみた。

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (samgirly)
2024-10-26 16:18:23
バスツアー、お疲れ様でした!
無事に楽しんでこられてなによりです。
トロッコ列車、さすがに40分は長いですね。
ちょっと気分を味わう程度で良いのかも(笑)
返信する
久し振りの観光バス・・ (bon)
2024-10-26 21:49:30
samgirlyさん、コメントありがとうございます。
観光バスに揺られるのも久し振りで、高速を走るのも・・
シートベルト着用とのことで、こちらも少々疲れました。
でも楽しかったです!
返信する

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