3月に入りました。いよいよ春本番を迎え、コロナも落ち着いてきましたから、
活動の時機到来‥というところです。 が、花粉症などの人にとっては最も嫌
な季節なんでしょうね。
昨日、2/28は、大阪の府立高校の卒業式がありました。 母校の卒業式に
新聞、テレビの報道陣の取材が入る・・との情報を直前に受け、当日の午後の
放送が予定されているとのことでしたが、残念ながら関東では放送がなかった
ようでした。
しかし何とか‥ということで、ネット検索をして、その模様の一部は共有する
ことが出来、懐かしく遠い昔に思いを馳せたのでした。女子のセーラ服は大変
有名で、多くの人から愛されたブルーですが、式典の時には、襟カバーの色は
ブルーではなく濃紺でリボンは白の式服が着用されていて、このことも改めて
思い起こさせてくれたり、ごく短時間の映像でしたが繰り返し見入ったのでした。
ニュースとなったのは、マスク着用が義務化されなくなった卒業式ということ
でした。今回卒業する生徒たちにとっては、この卒業式が初めてのマスクなし
高校生活であったのですね。
母校正門
(学校HPより)
卒業式は、生徒たちにとって巣立ち、旅立ちの日にあたり、卒業というのは
学校の規定の全過程を終了することで、卒業式は卒業証書授与式なんですね。
規定の全課程修了、高校生活が終わる、友達との別れ・・など、終わるイメー
ジがありますが、次の段階への巣立ちであり、次のステップへの始まりなんで
すね。
英語では、graduation ceremony で、「階段を一つ上がる」という意味が
あり、アメリカの一部では、commencement ceremony で、「始まり」の意味
があり、いずれも次のステップに羽ばたいて向かって行く若者たちなんですね。
二月堂お水取り
(ネット画像より)
卒業式の話題が長くなりましたが、3月の行事、イベントといえば、ひな祭り
(3日)、二十四節気の啓蟄(6日)があり、あの忘れもしない「3.11」が、今
や12年が過ぎ、未だ苦しむ人々がおられる、続いて今年1272回目のお水取り
(修二会 12日)があります。関西では、お水取りが終わるといよいよ温かく
なると言い伝えられています。 奈良が続きますが、春日祭(13日)、そして
春分の日(21日)を迎え、桜も咲いてくる頃でしょう。
コロナが落ち着いて、13日からはマスク着用が個人判断で良いことになり、
花も咲いて大勢の人が浮かれ気分になることでしょう。行楽地は久しぶりに賑
わいを見せ、世の中に活気が戻ってくるでしょうね。
しかし、トルコ・シリアの大地震は、まだまだ復旧に着手できないどころか、
依然として行方不明者の救出がなされているようで、助かった人たちの生活を
確保することも優先事項でありますね。 ウクライナはすでに一年を超えた爆撃
に耐えながら極寒の期をようやく抜け出ますが戦火は依然として止むことがない
惨状にあります。
自然界はうららかな春を迎えようとしていますが、人間界ではこれら大災害
や戦争の惨禍だけでなく、国家形態、イデオロギーの違い、社会組織ひいては
団体の違いなどによる緊張は留まるところを知らずトラブルのもととなっている
のです。
戦闘攻撃を否定する国が、トマホークを400発も購入するというのですね。
いやはや!
¶「世の中に 絶えて悪人のなかりせば・・・」
ベランダの黄梅(2023.2.28)
(室内で撮影)
「入学式なし」「分散登校」で始まった高校生活…初めてのマスク不要行事が「卒業式」(2023年2月28日)