ハクセキレイを撮った池には外来種のヌートリアが生息していました。
人気者のカピバラやビーバーとよく似た姿で大型のネズミの仲間です。
双眼鏡で確認すると 池の中の小さな島に少なくとも5頭の姿が。
そのうちの一頭が水面を泳いでぐんぐん岸辺に近づいてきます。
いったん水中に潜り 浮上すると手に持った菱の実をかじり始めました。
人気者のカピバラやビーバーとよく似た姿で大型のネズミの仲間です。
双眼鏡で確認すると 池の中の小さな島に少なくとも5頭の姿が。
そのうちの一頭が水面を泳いでぐんぐん岸辺に近づいてきます。
いったん水中に潜り 浮上すると手に持った菱の実をかじり始めました。
菱の実、こんな形をしているのですね。
どうやらこの浅瀬はヌートリアのお食事場所のようです。
ぐんぐん岸辺に近づいてくるヌートリア 泳ぎが達者です。
人を恐れたり警戒したりする様子はまったくありませんでした。
黒い手に鋭い爪!
母指対向性になっていて、しっかりと物をつかめるようでした。
池の底には菱の実がたくさん沈んでいるらしく
ヌートリアは繰り返し水に潜っては菱の実を取って戻り この場所で食べていました。
菱の実はかなり固そうですが、ヌートリアはぼりぼりと食べ続けていました。
もともとは南米に棲んでいたヌートリア
第二次世界大戦時中から戦後にかけて主に軍用として、毛皮をとるために移入され
飼育していたものが逃げたり放たれたりして増えていった気の毒な動物です。
◆侵入生物データベース ヌートリア
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/10140.html
釣具屋さんのHPにも記事が。釣り愛好者もヌートリアを見る機会が多いのでしょうね。
◆ヌートリアって見てことある?
https://fishingjapan.jp/fishing/3641
最後まで見ていただきありがとうございました。
ヌートリアは動物園で見た事があるのですが、福島県以南に棲息しているのですね。
繁殖力が旺盛のようですが、野生では2年くらいしか生きられないようですね。植物を中心に食べるようなので、
外来種であっても、在来種に対してそんなに危険ではないような気がしましたが、これもまた人間の身勝手な行動の結果なのですね。
それはそれとして、かわいい姿は見ていて癒やされますね。かなり人慣れしてそうですね。
手から取って食べそうなくらいに見えます。^^
ヌートリアを展示している動物園もあるとネット記事で知りました。北の地域に多いのでしょうか。
寒さに弱い動物なのですね。野良猫も野外では短命だと聞いています。
日本に連れてこられた経緯を知ると、むやみに駆除するのは哀れに思えてきますよね。
この池でも餌を与える人はいませんが、追い立てる方もいないのでしょうね。
菱の実がある間は、飢えることもなさそうです。
まったく人を怖がっておらず近くに寄ってきたので、驚きながらもじっくり観たり撮ったりできました。
ヌートリアって動物がいるのは知っていましたが
こちらの方ではまったく聞かないですね
タヌキはよくいるけどね ^^;
あまり増えると困ります
こんなおおきなネズミみたいな
生き物が身近な所にいるなんて
おどろきです。
北海道にはさすがにいなさそうです。
関東にはヌートリアは生息していないようですね?
温暖化で今後、生息域が北上することはあるのでしょうか?
茨城当たりの蓮田などで増えたら大事になりそうですよね・・・
タヌキは意外にも、街中や住宅地にも生息しているそうですね
水に隠れて見えませんでしたが、長くてドブネズミみたいな尻尾が生えているそうです。
存在を知らずに初めて見る方は、びっくりされていますよ。
以前、別の池で「えー!カピバラがいる!」と騒いでいる方がいて、周囲は失笑。
小声で、ヌートリアだと教えてあげました。^_^;