気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

カイツブリ親子の試練 1

2018年06月27日 | カイツブリの仲間
カイツブリの3羽のヒナ、孵化後3週間ちょっと経ちました。
親鳥は1羽しかいませんが、ヒナたちは時には自分でも獲物がとれるようなので、
なんとかここまで3羽揃って成長しています。

しかし、時々、親鳥の奇妙な行動が気になります。




小魚を獲ってきて、ヒナに与えようとしています。
この時、右後ろの水草の中で、もう1羽のヒナがじっと様子をうかがっています。


親鳥がどうやって給餌するヒナを決めているのか、観察していてもよくわかりません。



親鳥がまた魚を獲ってきました。
1羽のヒナが欲しそうに近づいてきますが、いまひとつ積極的に見えません。


そうこうするうちに、別のヒナが近づいてきて、親鳥から魚を受け取りました。


親鳥は、ヒナが魚を食べるのをじっと見守っているかのようですが・・・


次の瞬間、魚を食べようとするヒナの首元に一撃!


執拗に追いかけまわします。
自らヒナに餌を渡しておいて、なぜ? 親鳥の不可解な行動。

1週間前の観察時にも、親鳥の同じ行動を目撃しています。
親鳥が1羽だけなので、3羽育てきれないと判断して追い出しにかかっているのでは…?とも考えました。
そして1週間後、こうして3羽のヒナが揃った姿を見た時は、ほっとしました。



また親鳥がヒナに魚を与えています。


今回は、魚を食べるヒナを見守っています。

給餌のたびに毎回、ヒナを攻撃するわけではないのが不思議です。
特定のヒナだけを狙っての仕打ちなのか? 親鳥の虫の居所が悪い時だけなのか?

見ている限りでは、はっきりしません。

片親で、親鳥の負担が大きいことと何か関係があるのでしょうか。


ヒナたちもなんとなく親鳥と距離を置いているようにも見えてきます。
しかし、孵化後1ヶ月も経っていないヒナたちが生きていくには、親鳥が「頼みの綱」です

カイツブリ(鳰)全長約26㎝


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