【中学年】
★「ライスボールとみそ蔵と」 横田明子 作 塚越文雄 絵 絵本塾出版 1,540円
ジュンはみそを作る家に生まれ育った。「みそっ子」とからかわれ、お父さんから「もっとみそに興味を持って」と言われても嫌でたまらなかったのだが。 ある日、ロンドンからの帰国子女ユキちゃんに「蔵を見せて」と頼まれてジュンは変わっていく。
味噌をはじめとした発酵食品の奥深さをこの本を読んで自分なりに調べたりしたらいいだろうと思う。それと、世界のあちこちに人類の食と健康を支えてきた発酵食がある。そこまで、関心が広がったらいいなあ。
★「秘密の大作戦! フードバンクどろぼうをつかまえろ」
オンジャリQ・ラウフ 作 千葉茂樹訳 スギヤマカナヨ絵 あすなろ書房 1,540円
食べる物がなくなるとネルソン一家はフードバンクへ行く。ある日無料で食べ物が手に入るフードバンクの食品が減っているのは、誰かが盗んでいるだめだとわかりネルソンは仲間とある作戦をたてる。解説に日本のフードバンクや朝給食の実態が記されている。
子供がお腹を空かせているのを読むのはつらい・・この一言。これは物語なんですけどね。
★「化石のよぶ声がきこえる 天才恐竜ハンター ウエンディ・スロボーダ」
ヘイレン・ベッカー作サンドラ・ヂュメイ 絵 木村由利訳・監修 くもん出版 1,760円ウェンディの目は特別だ。12歳の時、遠足でサンゴの化石を見つけ、その時から化石を探し始める。その「いい目」で次々に化石を見つけ、ついに恐竜の進化を解き明かす大発見をする。優れた恐竜ハンターとして活躍中のウェンディ・スロボーダの伝記絵本。
こんなお方がいるんだね、でした。それと白亜紀、北米大陸は、西部内陸海路なる、内海があって、カナダと開け理科は島のようだったっていうの、初めて知った。いくつになっても本から得る知識ってありますねえ。
★「給食室のいちにち」大塚菜生 文 イシヤマアズサ 絵 少年写真新聞社1,870円
安全でおいしい給食がどのように作られているのか。身支度から検温、調理、片付けまで、小学校の給食室の現場がリアルに描かれている。 調理器具の絵・給食室マップ」など、普段あまり目にできないものが描かれている。
これ、よく描かれているけど…感想文書くのは難易度高し。基本的に「文が少ない本」は読むのは簡単だけど、感想書くのは、難しいですよ。自分の学校の給食員さんにお話を聞いて入れこむのが一番いいのかな。
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もへじは低学年は作文設定です。
本のタイトルのご紹介のみとします。
【低学年】
★「それで、いい! 」磯みゆき 作 はしこうしろう絵 ポプラ社 1,430円
★「よるのあいだに みんなをささえるはたらく人たち」 ポリー・フェイバー 文
ハリエット・ボブディ絵 中井はるの訳 BL出版 1,760円
★「けんかのたね」ラッセル・ホーバーン作 小宮由訳 大野八生絵 岩波書店1,430円
★「うまれてくるよ 海の中」高久至しゃしん かんちくたかこ文 アリス館1,540円
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7月2日より、順次YouTubeの国語塾もへじチャンネルでも紹介動画上げていきます。
(全15冊 勢ぞろい 低学年もあります)
ちなみに7月2日は、中学校の本の紹介をあげました。
7/10日は小学校高学年
7/16日は小学校中学年
7/23日は小学校低学年
YouTubeでは、低学年の本についても話す予定です。
一応、上の画像にある本(課題図書)は全部読んでいます。
課題図書紹介と感想文を書くヒントのYouTubeアップをするのは、私のささやかな「教育ボランティア」です。
YouTubeの本の紹介を見て、本を読もう、書こうと思われる方は真面目かつ前向き。そういう方々のヒントに少しでもなればと思っています。
ちなみに、楽したい子たちはネット上でパクっとしたりしていますね。
その昔、大昔(もへじを始めたばかりのころ) 読書ブログを書いていました。
結構詳しく感想文の本(課題図書)の紹介とその感想も書いていました。
夏だけすごい数のアクセスがありました。夏休み中盤・後半のことでしたね。
ああ・・・と思って、だんだんと忙しくなったし、そのブログをやめました。