稲荷おじさん1「なんや、けったいな目やら鼻やら口つけられてしもたわ」
稲荷おばさん2「つくってはるときにいうてはったわ、今日は子どもの日やし、何やおもろいことしたいわって」
稲荷兄さん3「そんで、ちくわの目ぇにトマトの口、キュウリの鼻かいな、ぼく、鼻、まがってんねんで、もっときちんとつけてほしいわ」
稲荷姐さん4「無理や、この人,テキトーなお人やし。ないもんねだりや,さっき目ぇ床に落とされて。まあ洗えばええわって、いきなり水かけられて,私、風邪ひきそうやわ」
稲荷おっさん5「いつもは,目鼻口はないし、わたいら話もできひんのやし、こうやって今日は食べられるちょっとの間でも話し合いがでけてうれしいことやんか。何でもプラスに考えなあかんわ」
稲荷おばはん6「私ら、密やな・・・ソーシャルデスタンスがないけど、まあええか。ところで、誰の口にはいるんやろな」
稲荷坊ちゃん7「そりゃ、子どもや、きっまとるわ.子どもの日やで」
稲荷嬢ちゃん8「甘いわ、この国は高齢社会ですわ。こどもの日のお稲荷さんを子どもが食べるとはかぎらん、ばあちゃんやじいちゃんかも知れへんです」
稲荷ネコ9「まあええにゃん。誰でもおいしい、おいしいにゃ、というてもらえたらニャ」
稲荷の神様10「そりゃそうだ。私らはうまいことは確かやし。皆さんのお腹の中でりっぱな栄養になって,新型コロナでこまっとるニンゲンさんを助けなあかん、がんばろうな!!」
~稲荷1から9まで「わっかったでぇ-----がんばろうなあ------」~
今日はこどもの日。
甥家族と姪家族に,それぞれ3人子どもがいます。
こんな会話をひそかにしているお稲荷さん10名を届けました。
実家の母には顔つきは1名。あとは普通のもので。
友人宅にも少しお裾分け、顔つきは2名と後は普通で。
私も昼と夜はお稲荷さんが主食でした。
ちなみにこどもの日は端午の節句といいます。
中国の由来。五節句の一つ。菖蒲の節句とも呼ばれる。日本では、男子の健やかな成長を祈願し各種の行事を行う風習があります。