ゆずり葉 河井酔茗（かわいすいめい）

朝霧の悠久山
緑が濃くなりました



昨日、ゆずり葉のことを書いたので、そうだ、と詩の紹介です。
「中原中也　全詩アーカイブ」様よりお借りしてきました。（ありがとうございます）

子供たちよ
これは譲り葉の木です
この譲り葉は
新しい葉が出来ると
入り代わってふるい葉が落ちてしまうのです
　
こんなに厚い葉
こんなに大きい葉でも
新しい葉が出来ると無造作（むぞうさ）に落ちる
新しい葉にいのちを譲って――
　
子供たちよ
お前たちは何を欲しがらないでも
凡（すべ）てのものがお前達に譲られるのです
太陽の廻（まわ）るかぎり
譲られるものは絶えません
　
輝ける大都会も
そっくりお前たちが譲り受けるのです
読みきれないほどの書物も
みんなお前たちの手に受取るのです
幸福なる子供たちよ
お前たちの手はまだ小さいけれど――
　
世のお父さん、お母さんたちは
何一つ持ってゆかない
みんなお前たちに譲ってゆくために
いのちあるもの、よいもの、美しいものを
一生懸命に造っています
　
今、お前たちは気が附かないけれど
ひとりでにいのちは延びる
鳥のようにうたい、花のように笑っている間に気が附いてきます
　
そしたら子供たちよ
もう一度、譲り葉の木の下に立って
譲り葉を見るときが来るでしょう


いいですよね・・・ジワンときます。
こんなふうに考えられない（思いつかない）のが現代、だとしたら、ホントに末世だと思います。

竹の秋

竹が茶色に
竹の秋


「竹の秋」という季語があります。
秋、といつくので、季節分類は「秋」となりそうですが、実は春です。
竹は今頃、色が変わって落葉します。

この言葉自体は、けっこう大昔から知ってはいましたが・・
実感したのは、初めての歩き遍路の時。
徳島県の大根峠という、竹林の遍路道を歩いていたときです。
山道にたくさんの竹の葉が落ちていて、足元はかさこそという音が響くのです。
私の初遍路は、１９９５年、まだ歩く人は少なかった頃。
竹林のひんやりとした、少し陰気っぽい空気の中で、誰ももちろん歩いてはいない・・枯れた葉っぱだけが足に絡まる音は、何というか一種の孤独の形だったかなあ・・と。
そして、リアルに「竹の秋」という季語を実感した次第。
ちなみに徳島県の山村部には筍が名産のところがあります。
宿で、毎晩のように筍料理ということもありました。

高群逸枝（たかむれいつえ）という、明治から昭和を生きた女性史学者がいます。
女性史の草分け。
彼女は２４歳で四国遍路にでて熊本新聞に「娘巡礼」という記事を掲載して評判になった人だが、、またいきたいといいつつ結局１度だけの遍路で終わってしまいまいした。
しかし、生涯たった一度の遍路の思い出を語ることをやめなかったという話を,その昔（２０世紀）に読んだことがあります。
そのときは、フーン、そんなものかな・・・
と思ったのですが、今は分かる気がします。
私も、悠久山の蒼柴神社でこの「竹の秋」を見たときに、真っ先に思い出したのは、大根峠のかさこそかさこそ竹の秋、でした。
遍路、それも初めての遍路の旅で感じたり見たりしたことは、あとでじわじわと効いてくるんだなあ、と。

竹は冬の寒さでも青々としているのに、今の時期に葉を落とすのか。
それは筍のためです。
筍に栄養を回すため、らしいです。
ゆずり葉、という木がありますが、これも、あとから出てくる若い葉のために葉をおとすんですね。
自然の摂理はすごいです。

・・・・・・・・・・・・・・
間違えやすい季語
麦秋（ばくしゅう）・・・初夏・・麦が実ること・・時期ですね。
小春日和（こはるびより）・・・・・・・・晩秋から初冬

オリンピック開催是非の記事を読んだうちから一部紹介・・情報提供です

山菜採りしてきました
イタドリとワラビ
先日は山椒の新芽
調理して　おかず宅配の隅っこに入れている
山菜は、あく抜きとかの手間があるんだけど、春の山菜はデトックス効果があるとか




★茨城知事「五輪、中止も選択肢の一つ」　選手専用病床の設置断る
5/12(水) 18:04配信
毎日新聞
　新型コロナウイルス感染拡大が続くなかでの東京五輪・パラリンピックの開催の是非を巡り、大井川和彦茨城県知事は12日、「状況によっては、再度の延期か中止も選択肢の一つとして検討すべきだ」と述べた。
同日の定例記者会見で、報道陣の質問に答えた。大井川知事は、「日本全体が医療崩壊に近い状況に陥った場合の五輪開催は、日本だけでなく世界からも理解を得られない」と指摘。状況に応じて中止の判断もあり得るとの考えを示した。
また、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会から、選手が感染した場合に受け入れをする専用病床設置の打診を受けたが、「県民より選手を優先することは認められない」と断ったことを明かした。


★千葉知事、五輪病床確保に否定的　「県民使えない形は考えない」
5/13(木) 13:09配信
共同通信

千葉県庁で定例記者会見する熊谷俊人知事＝13日午前
　千葉県の熊谷俊人知事は13日、東京五輪・パラリンピック組織委員会が、新型コロナに感染した選手らを受け入れる専用病床の確保を医療機関に求めていることに関し、否定的な考えを示した。記者会見で「県民が使えない形で病床を占有することは考えていない」と述べた。

　組織委から県内の病院が個別に打診を受けたと経緯を明らかにした上で「県内の医療資源に大きな影響が出ないよう組織委に伝えている」と説明した。

　※近隣の県は、やめようよ、遠回しにいっているけどね。




★小池知事　五輪反対３５万署名に、ロング回答「安心安全開催は重要です」
5/14(金) 17:02配信
デイリースポーツ
　東京都の小池百合子知事が１４日、都庁で定例会見を開いた。
元日弁連会長の宇都宮健児氏が、東京五輪・パラリンピック中止を求めるネット署名で３５万件を集め、都に開催中止を求める要望書を提出したとの質問に、「要望の提出があったということは報道などでも承知をいたしております」と答えた。
「世界的なパンデミックではございますけど、東京２０２０大会を安心安全に開催するということは重要でございます。引き続きＩＯＣ、国、組織委員会など関係者と連携しながら着実に準備を進めていくということであります」と書面に目を落としながら、答えた。
　そのうえで「基本的に東京都にはいくつもの局がありますよね、健康福祉、オリンピック・パラリンピックの準備を進める局。それぞれが、それぞれの役割に基づいて活動している」と説明。
　「東京都としては両方について、全庁をあげて行っていく進めていくのが役割で、日々進めていく、そこに尽きる」と述べた。

　※　つまり、やる気満々。
　　　政府もそうだけど、どうしてここまでやる気満々なのか、真の理由が知りたい。
　　　お金の問題だけではないように思う。
　　　小池知事、東京都の財政を一気に赤字に転落しそうな程減らしたらしい。
　　　知事がテレビでたがりで、それでかなりお金が減ったぞ、といている人たちが一定数いる。
　　　しかたない、元女子アナの性（さが）。





★五輪断行は「自殺行為」　米ＣＮＮで楽天・三木谷氏
5/15(土) 1:03配信
産経新聞
楽天の三木谷浩史会長兼社長
　【ワシントン＝塩原永久】楽天グループの三木谷浩史会長兼社長が１４日に公開された米ＣＮＮテレビ系のインタビューで、東京五輪の開催を「正直に言って自殺行為のようだ」と話し、新型コロナウイルスの流行が加速する中で断行することに強い反対を表明した。日本政府の対応を「１０点中、２点だ」とも批判した。
　三木谷氏はＣＮＮとの単独会見で、新型コロナのワクチン普及が十分でない現状では「国際的な巨大イベントを受け入れることは危険だ」と指摘。「リスクが大きすぎる」と話した。
　記者から、日本政府が開催をキャンセルできるかについて聞かれると、「現時点ではすべてが可能だ」と指摘。その上で、政府に中止を求めているが、「これまでのところ成功していない」と語った。
五輪開催をめぐる日本企業の経営トップの発言をめぐっては、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が米ＣＮＢＣで「とても恐ろしい」と述べ、懸念を示していた。

※いつも日本は外圧に弱い国ですが・・だからといって、外国メディアに語るのはね・・・
国内で堂々と世論をつくればいいものを。




★フランス紙が東京五輪を大特集「なぜ日本国民にしなかった対策を外国の選手団のためにはするのか」



上記のリンクは、5月13日、仏紙「リベラシオン」の記事の紹介です。
長い記事なのでリンクしてあります。
日本国民にしていないこと・・ワクチンや検査などを選手に優先してするのか？日本政府？
という切り込みで,いかにもフランスの新聞らしい記事です。

当児湯新国立競技場の周辺で行われたオリンピック開催反対デモの写真もあり。

以下はコピペ
「医療は限界　五輪やめて！　もうカンベン　オリンピックむり！」。窓に貼られたメッセージを通して現場の思いを訴えた東京・立川市の病院の看護師はこう同紙の取材に語る。
「看護師たちをオリンピックに派遣するよう求められていますが、私たちが患者を見捨ててアスリートの面倒を見に行くと思いますか？　現実的ではありません」

※これは、そうだ、まったくだ。
　従事者には感謝です、それしかない。
仕事を辞めたい看護師さんは８０％だとか言う統計記事も読んだ、それも分かる、それでもがんばっている人たちに、オリンピックでのボランティア。無神経だ。というか呆れて、言葉がない。
言語道断。
ってこう言うときに使う言葉。

YouTubeアップしました

もへじちゃんねる　雨の日の公園　野鳥の声と雨音をお楽しみ下さい

雨の日。
平日で雨、人気のない悠久山公園です。
ほどほどの雨の日に限りですが、野鳥はにぎやかです。
雨の音は心地いい。
穏やかになれる時間です。
この季節、木々も草木もエネルギー全開で上に向かって伸びています。
いわゆる「気」が満ちるときです。

国語塾もへじチャンネル　塩沢町を訪ねて　～北越雪譜・異獣～



連休にいった塩沢町の牧之通りの様子と、北越雪譜の中の「異獣」というお話を語ります。
このお話はとても不思議な話です。
江戸期、越後の山にはこういう「山人」がいたのですね。

ワクチン接種者の来院を断る張り紙を出した病院

これは多分ツツジ・・だろう




YouTubeで接種者からの感染があるので、来院をお控え下さいの張り紙を出した病院がある、といっていた。
私も、リアルタイムでTwitterで見た。
どこの病院かは分からないようにしてあったが、確かに見た。
今探そうとしても、Twitterって、大海みたいなので、私の技術では探せないが。時間もない。

ガセではなくて、ファイザー社は、その旨（接種者の陽性とそこからの感染）告知している。
Twitterで見た病院は、ファイザーに問い合わせをした上で出したらしい。
日本のテレビはいわない。
御用学者と御用医師が出てきて、打て打てだけど。
（情報操作、ですね）
先日、某診療所前に行列ができていて、何かと思えばワクワクチン接種の行列みたい。
母、
週3回、ディにいってもらうようにしたのだが・・・
周囲が接種だらけだと、うつされる可能性があるなあ・・・そうなれば休ませるかなあ。
うちでボヤンとテレビの前に座っているよりディで人と接した方がいい、と思ってのことなのだが、コロナ感染も怖い。
悩ましいところだ。


コロナについてもが、アメリカの選挙についても情勢が大いに変わってきている。
不正のあった州の票の数えなおし進行中で、かなりの数がひっくり返りそう、もしかしたら、トランプ氏の返り咲きがありそうな情勢なのだ。
これも日本のマスコミは無視を決め込んでいるようだが。


あと、とても不穏な話。
確か横須賀に,米軍、英国軍、フランス軍、オランダ軍、オーストラリア軍が集結しているようなのだが。
自衛隊もこれに加わっている。
恐い・・・
白い人たちの国は、黄色い人の国日本をまた戦場にする気か？
相手は中共。
欧米人の意識は、コロナで人を殺し,経済をダメにした元凶は中共政府。
憎し！！
であるのだという。
だから、あの国と戦争をすることは望むところ、ということらしい。
そんなこんなで日本をベース基地にしているんだけど、ホントにヤバい。
出張ってきている国は無傷だろうけど、日本は戦場になる可能大、ぼろぼろになる。
やはり、生活用品他食品の備蓄は必要だろうな。
あと、どうやって自分や家族の命を守るかも錬っておかないと。
これも大手マスコミ、今んところしっかりとは伝えてない。
コロナコロナで、目くらまし。
日本は親中・媚中議員だらけだし,しかたないと言えば仕方ないのだが。
平和ボケして何年になるのだろうか、この国は。
痛い目に遭うのは避けられないようだ。

昨年暮れに、グレートコンジャンクション・・400年ぶりの木星と土星の大接近があって、世の中が乱れる大変化がある、というのが西洋占星術でもインド占星術でもいわれてきている。
これは、昔の科学であり統計学である。
私は鑑定家たちのいうように要注意で、生き延びるための覚悟のいる数年と思っている。
そのために自分で情報を集めて考えること、流されないことだ。

子どもたちもこの変化の中で生きていく。
今までのような「暖衣飽食」ができるのだろうか。
粗衣粗食、少しくらいの不潔や汚れを気にしない子にしておく必要がある気がする。
機器に頼らずに身体だけでどれくらいのことができるのか。
それも、日々、意識していかねばならないだろう。
私のできることは「考えなさい」ということ、考えるヒントを出すこと、情報を伝えること、くらいかな。
もう一つ、自分で考えたことを文章として言葉としてアウトプットする力を支援すること。